日経記事ドコモ太陽光蓄電システム家庭向10万円以下に関する考察 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

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日経記事ドコモ太陽光蓄電システム家庭向10万円以下に関する考察

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皆様、
おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

11月27日付の日経新聞に、『ドコモが太陽光蓄電システム 家庭向け10万円以下 12年にも発売』のタイトルで記事が掲載されました。

本日はこの記事に関して考えを述べます。

記事の主な内容は以下の通りです。
 
『 NTTドコモは家庭向け太陽光発電システム事業に参入する。太陽電池と蓄電池を組み合わせたシステムを国内外の電機メーカーなどと共同開発し、2012年にも自社ブランドで売り出す。

まず小型の太陽電池と蓄電池で構成する10万円以下の廉価版システムを投入し、需要開拓を目指す。

第1弾として投入する太陽光発電の出力は1キロワット以下の小型とし、停電時にパソコンや照明などの非常用電源としての利用を見込む。蓄電池は取り外して持ち出せる重量に抑え、携帯電話を充電できる接続口を設ける。

機器の製造は外部に委託し、特定のメーカーに頼らず低コスト調達を目指す。ドコモは家庭内や遠隔地での電力使用データの把握や管理に使うソフトなどの開発を担う。
販路には全国に約2400店あるドコモショップを活用する。

将来は大型の太陽光発電システムを住宅メーカーや家電量販店と連携して開発することも検討する。太陽光発電システムを取り扱うことで、通信技術を核にした、家庭内エネルギー管理システム関連市場の開拓も狙う。

すでに無線通信機能を持った小型電力計を使い、家電製品の電力使用量をスマホなどできめ細かく把握できるシステムを開発した。

家庭内の各機器の消費電力のデータを収集し、サーバーに蓄積。遠隔地でもインターネットを通じ、スマホでエアコンやテレビなどの電力使用状況を把握する。

10月末まで実証実験を進め、12年にも実用化を目指す。』


このNTTドコモの取組は、非常に興味深いです。今までこのようなシステムの発想はソフトウエアを得意とするアメリカのIT企業から提案されることが多かったと感じます。

NTTドコモが、アップルのように、商品コンセプト・仕様・機能・使い勝手・価格などを徹底的に追求した太陽光発電システムを提案・供給すれば、国内だけでなく世界市場でも売れるものになります。

ポイントは、使いやすさと販売価格です。社会的ニーズ、潜在需要は国の内外を問わず大きいものとがあります。

市場の琴線に触れれば、一気に世界中で売れる可能性があります。
この市場にKDDIやソフトバンクなどの競合企業も参入すれば、より使いやすく且つ適正価格の太陽光発電システムが提供されるようになります。

市場展開で大事なことは、初めから世界市場を狙うことです。国内だけにとどまっていては、かっての携帯電話のガラパゴス化が起こることになります。

将来、住宅メーカー、自動車メーカー、電機メーカーと連携して、より大型の太陽光発電システム、家庭用蓄電池、HVやEVの蓄電池、深夜電力の活用などをつなげればスマートグリッドに発展する可能性があります。

NTTドコモは、家庭市場を開拓するため、先ずは10万円以下の廉価版太陽光発電システムを商品化します。連携企業は、国内外電機メーカーになるとのこと。

個人的には、オールジャパン体制になることを期待しますが、アップルがスマホを作った時と同じようにベストマッチング企業との連携を行うでしょう。

アップルは、デザイン、仕様・機能を厳格に決めて、メーカーを選び作る工場もベストなところ選び、ベストなスマホを市場に出しました。結果として世界中で売れている商品になっています。

NTTドコモにもアップルと同じ働きを期待します。NTTドコモだけでなく、KDDIやソフトバンクにも第2のアップルになってもらいたい。

今の倦怠感が漂う国内市場に活を入れるには、大型の新規事業創製が一番効果的です。国内メーカーはベストな技術・商品を出せれば採用される可能性があります。

通信会社とメーカーが連携力を最大化し且つ切磋琢磨してベストな太陽光発電システムを早期に国内外市場に供給開始するこを期待します。新成長事業の一つになることを。。。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー GBM&A 山本 雅暁

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