清里高原にほど近い南向きの緩斜面を敷地とする別荘。富士山、北アルプス、八ヶ岳を四方に望む。 建築を構成するのは、工場製作された12枚の断熱パネルである。現地でパネルとパネルのジョイントに3角の中間部材を挿入し、角度固定しながら組み立てる。
壁面は105mmの芯材を構造用合板てサンドイッチしたパネルを構造材として利用する。パネル内部には断熱材を充填し、気密性・断熱性に優れる。全体は 外皮は塗膜防水により壁、屋根の区別なく一体的に仕上げられる。
開口部はパネル以外の部分はFIX窓とすることで内外の境界を希薄化させた。 換気用の窓は壁面と同様の仕上とし、壁面と開口のリズムを崩さないディテールとしている。
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