二世帯住宅の危険性 - 新築・リフォームトラブル - 専門家プロファイル

田中 伸裕
田中伸裕建築事務所 代表
岐阜県
建築家

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対象:住宅・不動産トラブル

木原 洋一
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(不動産コンサルタント)
森田 芳則
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(不動産コンサルタント)
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閲覧数順 2016年12月09日更新

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二世帯住宅の危険性

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建築豆知識

各家庭それぞれの問題があるので一概には言えませんが、

親からみれば、子供は何歳になろうが子供。子供から見ればいいかげんほかっておいてほしい

ましてやそこに、結婚して家族になったとはいえ他人である嫁(婿)が入ってくるわけですから

なかなかうまくいかないのは当然とも言えます。

 

事実、

「親と別居生活中、年数回会っている時は嫁姑(婿舅)問題もなく、うまくやっていけると思って

 同居してみたら・・・・」

「うちに限って嫁姑問題はありえんって思っていたんだけど、いざ同居したら・・・」

「パートナーから親のことで、あ~だこ~だ電話があったから家に帰るのがおっくうだ」

「旦那に言っても親の言う事ばっか聴いて、仕方ない。ガマンしろとしか言ってくれない」・・・etc

と言う話は良く聞くものです。

世代間のトイレ・風呂・キッチンの使い方、普段の服装、子供への干渉、料理の味付け、オナラなどの生理現象等々、

ほんの些細とも思えることから夫婦の離婚問題にまで発展してしまうくらい大変な事態に陥ってしまいます。

 

将来的に考えると、パートナーの転勤や、親世代と死別する時期が必ず来ます。

別棟型であれば、賃貸や売却する方法もありますが

共用分離型や、完全分離型では使わなくなった1世代分の空間をどうするかも考えなければなりません。

 

同居型でも仲良く生活して見えるご家庭もありますが、

私は、

お互いの生活スタイル・将来を見据えて、敷地に余裕があれば別棟型が仲良く暮らせるのではないかと思います。

敷地に余裕がなければ、完全分離型とすることが望ましいと思います。

 

部分共有型や同居型にせざるを得ない場合でも、嫁(婿)が1人でいられる不可侵空間を

1坪でも良いので作ってあげると良いと考えています。

いかに、「嫁(婿)の居場所を確保してあげるか」が重要になってきます。

 

折角二世帯にしたのに、それがきっかけで家庭崩壊した。という危険性を持つ二世帯住宅は、

それぞれのプライバシーを深く見据え、将来的変化を見通した計画が重要になってきます。

その為、単世代の時よりも、設計期間が長くなる傾向があります。

が!急いで妥協してしまうと何十年と後悔する羽目に陥ってしまいます。

 

田中伸裕建築事務所

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