日経記事;内需開拓,外資に学べ退路を断てば黄金の国に関する考察 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
神奈川県
経営コンサルタント

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:新規事業・事業拡大

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

日経記事;内需開拓,外資に学べ退路を断てば黄金の国に関する考察

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 新規事業・事業拡大
  3. 新規事業・事業拡大全般
経営コンサルタントの活動 経営戦略・事業計画作成支援

皆様、
おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

10月24日付の日経新聞に、『内需開拓は外資に学べ 退路を断てば「黄金の国」』のタイトルで『経営の視点』として記事が掲載されました。

本日はこの記事に関して考えを述べます。

記事の主な内容は以下の通りです。

グローバル企業でありながら日本だけでしか事業展開を許されない宿命を負う会社がある。矛盾するような話だが、そんな会社は多く存在する。

日本マクドナルドホールディングス、P&Gジャパンなどの外資系の日本法人だ。少子高齢で成長の限界を感じ、成長性の高い海外に目を向ける日本企業。一方、日本市場の深掘りを進め鉱脈を見つける外資系。彼らの目には日本はまだジパング(黄金の国)に見える。

「消費者の6割がお店に来ていない。」日本1号店から40年を迎えたマクドナルド。業界最大手となった同社の店には年約15億人がやってくるが、原田社長にはまだ未開の地が広がっている。

同社によると1カ月に1度でも店舗に立ち寄る消費者は約4割。残り6割は1度も来てくれないという。

6割の中には中高年、外出が難しい人、日頃車で移動する人などが含まれる。原田自身も「おいしくない」と認めていたコーヒーの品質向上に努めて中高年を誘引。一部店舗で宅配も始めた。。。消費者との接点作りに余念がない。

24時間営業、店舗の大型化による商品数拡充は多様なニーズを取りこぼさないためだ。。。マクドナルドでも外食市場に占める割合は2%強。伸びしろは大きい。

大塚家具を抜き去り業界2位の座にいるスウエーデンの家具店、イケア。この夏イケア・ジャパンがわずか3畳の空間に収納機能を高めた家具を配した展示会が話題になった。「極小な空間をどれだけ広く見せるかことができるか挑戦だった」(ミカエル社長)

同社は日本のマンション・1戸建て100万戸を丹念に調べ上げた。浮かび上がってきたのは「日本人はモノを捨てない」こと。。。イケア・ジャパンはこの秋からあえて狭い生活空間を売り場で作り、収納を重視した家具類を置き始めている。ニッポンの日常に近づくためだ。

P&Gジャパンも狭い空間を商機と捉えた。芳香剤は部屋・用途別にに香りの違うタイプを扱っていたが、狭い家だと香りが混ざるのを嫌がる消費者の存在に気が付いた。

自分の好みにあった香りで家中を満たしたい声もあり。昨年から香りや名称を統一した商品を発売。ヒットになった。

米国の人気商品をそのまま日本で販売するのではなく、日本の生活様式にあった使い方を提案することもある。「成長を信じれば新たな発想が生まれる」(桐山P&Gジャパン社長)。。。

外資系企業にとっての退路は日本撤退にもつながる。無能の烙印を押されたくないから、なおさら日本市場と真剣に向き合うのだろう。低成長、成熟と嘆くニッポン企業に多過ぎる。』


経営コンサルタントとしての私のメニューの中に、中小企業に対する「新規事業立上」や「集客拡大」があります。
また、最近の支援依頼事項で最も多いのがこれらの二つの課題です。

私は依頼を受けた時に、先ず、必ず行うことは依頼先企業の持っている技術、ノウハウ、サービス、その他経営資産の棚卸です。

どの企業も必ず何か「光るモノ」を持っています。この「光るモノ」を理解してもらい、それを武器に「差異化」や「新規性」を打ち出して、他社でやっていないこと、或いは領域で事業するようにします。

市場規模は小さくても他社とは「違う」ことでお客を獲得できれば、事業は成り立ちます。現在の国内市場は、不況と少子高齢化で市場全体は縮小しています。

この市場状況で、他社と同じことをやっても、資本力の弱い中小企業は勝ち残れません。2番手のシェアを持っていても勝ち残るが難しい場合があります。「差異化」や「新規性」を出して、他社と違う商材やサービスで事業を行い、その領域ではナンバーワンになる必要があります。

今回の日経記事は、大手外資系企業も国内市場で勝ち残るために、同じことを行っていることを示しています。

中小企業の強みは、小回りがきくことです。自社の強みを再認識して他社と違うことを行い、お客を獲得することで勝ち残れます。

大きな投資を行わないで、「差異化」や「新規性」を出すための仮説を立てて、検証するプロセスを繰り返すことで、上記記事にある鉱脈を見つけることが出来ます。
イケア・ジャパンの場合は、100万戸の家庭を丹念に調べ上げたとありますが、中小企業の場合そんな大規模な調査は出来ませんし、調べるにはコストをかけないで既存のデータや情報を活用して行う方法があります。

優秀な中小企業は、必ずと言っていいほど、この仮説を立てて、検証するプロセスを繰り返しています。上記大手外資系企業の動きは、多くの中小企業にとって大変参考になるものです。

最近、自信喪失した中小企業が多いように感じています。経営者は絶対にあきらめてはいけません。自社は、「差異化」や「新規性」を打ち出せるものを持っていると信じて前に進むべきです。

近々に、自社の強みを再確認して、仮説を立てて検証する経営のやり方に関するセミナーを開催すべく準備中です。

準備が整いましたら、「仮説作成⇒検証」型経営に関するセミナー詳細を、公式Webサイト、ブログ・コラムで発表いたします。

中小企業経営者や企画担当者のセミナー出席を期待しています。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁

 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(神奈川県 / 経営コンサルタント)
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表

起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上

起業及び、事業拡大や経営合理化を目指す企業に対して経営コンサルを行います。大手メーカーで得た経験を活かし、補助金活用、アライアンスやM&A、市場分析に基づいた事業戦略策定・実行や事業再生を支援します。OJT研修でのビジネススキル向上を支援します。

カテゴリ 「経営コンサルタントの活動」のコラム

このコラムに類似したコラム

日経記事;『丸紅、穀物軸に「総花」脱す』に関する考察 山本 雅暁 - 経営コンサルタント(2012/08/14 08:32)

日経記事;"ワタミ,秋田に風車12基 使用電力の3割自前調達"考察 山本 雅暁 - 経営コンサルタント(2012/04/07 11:36)

事業と顧客の関係に対する固定概念 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2012/02/09 11:11)

日経記事;カネ,カ有機EL照明量産 既存事業を下支え に関する考察 山本 雅暁 - 経営コンサルタント(2012/01/12 06:58)