- 小宮 伸広
- brainchild-CareerConsultancy 代表
- 東京都
- キャリアカウンセラー
対象:転職・就職
- 中井 雅祥
- (求人とキャリアのコンサルタント)
- 清水 健太郎
- (キャリアカウンセラー)
ワークセミナー開催概要
イベント名:グループワークセミナー〖面接官になってみよう!〗
日時:10月17日(月)
時間:19:00~
場所:恵比寿
参加者:2013年卒就活生(大学3年生)
人数:8名
レジュメ:有(11P)
プログラム
19:00~19:20 自己紹介
19:20~19:40 面接の基礎&面接官の基礎講義
19:40~21:15 ロールプレイング(3回)
21:15~22:00 面接評定・グループごとの発表・フィードバック
当初、2時間のプログラムでしたが
内容重視により、参加された皆さん了承の上、
時間を延長し、3時間プログラムとして実施させていただきました。
セミナーの目的
時期的に言いますと、まだまだこの時期の就活生は「自己分析」すら出来ていません。
そんな時期に、「もう面接?」と思うかもしれませんが・・・
そんな時期だからこそ、あえて面接対策のセミナーを実施しています。
あくまでもこのセミナーは「面接」の練習ではなく、
「面接官」を実際に体験する事により、
面接官・・・つまり企業は就職活動を通して採用選考する際に
どのような情報を欲しているのか?を身を持って理解していただく為のものです。
ですので、カテゴリーとしては「面接対策」ではなく「就活準備」に分類されます。
ただ話を聞くだけのセミナーももちろん役に立ちますが、
身を持って体験する・・・そして自ら感じた事の中に答えを求める。
そういった経験こそがこれから始まる就職活動において、
理解につながり、果ては行動へ反映する唯一の生きた知識だと思います。
情報過多、情報の渦に巻き込まれてしまいがちな就職活動だからこそ、
皆さんと楽しみながらも本質的な問題に取り組み、
身になる就活支援をしていきたいと思っています!
実際に面接官になってみたら?
思った以上に、皆さんロープレにしっかり入ってくれました。
ロープレって恥ずかしいものですよね?
「みんなの前でへんな事いっちゃったら・・・どうしよう」
なんて照れちゃうものですが。
今回は「おいしい棒」という幅広い年齢層に愛される国民的スナック菓子の
製造・販売メーカーでの面接という場面設定をしておりました。
しょっぱなから「おいしい棒が好きでして・・・」と本気アピールしている姿に、
僕がつい、吹出してしまいそうになったくらいです(●^~^)
今回の面接での目的は自己分析も企業研究もまだやっていない状態。
ですので、内容うんぬんではなく、限られた時間・条件の中で
面接官は何を引き出そうと思うのか?
それを感じてもらう事が最重要です。
面接を始める前に、各グループで作戦会議をしていただいたのですが、
「志望動機については聞かなくていいんじゃないかな?」
という話をしておりました。
就職活動をやる立場では、絶対に出てこないほど、
〖志望動機軽視〗の発言ですよね?
しかし、面接官側からすると、
それに時間を割くよりも、合否判定をする為の情報を引き出す事に時間を使いたいと思ったのでしょう。
これは大きな気付きだと思いませんか?
志望動機は履歴書に書いてあります。
そして、質問をしても戻ってくる回答は似通ったものが多く、
本質的にここで合否判定をする為の決定的な情報は出てこないのです。
※もちろん、現実的に受験者側としてはここを軽視するわけにはいかないのですが、
これは改めてどのように扱うものかはコラムに書いていきたいと思います。
立場が変わるとそこで繰り広げられる会話の重要度が大きく変わるのです。
では・・・逆に面接官としては何を聞き出したいと思っているのでしょうか?
ワークセミナー〖面接官になってみよう!〗開催しました(2)につづく・・・
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