65歳以上の就業率　男性は46.9％

最近の出来事 2011-10-20 16:00

こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。

お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。

65歳以上でも働き続ける人が、年々増えています。

総務省の調査では、平成21年の65歳以上の就業者数は565万人で、男性が350万人、女性が214万人でした。

このうち、65～69歳の就業率は、男性が46.9％、女性が26.3％となっており、男性：５割弱、女性でも３割弱が働いているという結果です。

このうち65歳以上で雇われて働いている人は、319万人。

これを雇用形態別にみると、非正規の従業員は158万人と、高齢雇用者全体の約５割を占めています。

また、その内訳をみると、パート・アルバイトが95万人、契約社員・嘱託が35万人などとなっていて、パート・アルバイトで働く人は年々増加傾向です。

リタイア後は可能な限り、週に何日だけとか、午前中だけなど時間を工夫して、若い人たちを応援するような形で働き続けられるといいですね。

ただ、公的年金だけでは暮らしが厳しい現実もあり、働きやすい環境づくりが待たれます。

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