- 奥山 裕生
- 奥山裕生設計事務所 主宰
- 東京都
- 建築家
対象:新築工事・施工
2011年の贈与税の非課税制度については、以前の記事でご紹介しましたが、
この制度は、今年で廃止されることが決まっています。
しかし、来年以降でも、引き続き利用できる制度が、
「相続時精算課税制度」です。
こちらは期間限定の制度ではありませんので、
2012年以降も利用が可能です。
制度の概要は以下の通りです。
☆対象となる贈与
65歳以上の親から20歳以上の子供への贈与。
☆控除額と税率
2500万までは非課税。
2500万円超えの部分は一律20%課税。
☆相続発生時の精算
生前贈与分を相続税評価額に加算して相続税を計算する。
つまり、いずれは課税対象となるのですが、住宅取得時には課税されず、
相続の時に相続税と共に精算されるので、住宅を取得しやすくなる制度ということです。
自己資金+ローンで、土地+建物を取得するには、
なかなか難しいケースも多いかと思います。
このような制度もありますので、ご参考になさってください。
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