10月からの子ども手当の変更点と注意点

こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。

お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。

中学生以下の子どもに一律に支給されていた子ども手当が、10月分から年齢別に変更されました。

10月からの主な変更点は、3歳未満の子どもは月額1万5000円。3歳以上が1万円となったことです。

ただし、18歳以下の子どもが3人以上いる場合は、3人目以降は一人1万5000円が支給されます。

（18歳以上の子どもは、人数にカウントされませんから要注意）

多くの自治体は、今月以降子ども手当を受け取っている家庭に、申請書を送っています。申請書が届かない場合は、自治体の窓口に確認しましょう。

申請書が認定されれば、10月から来年1月までの4か月分が、2月に振り込まれることになっています。

うっかり申請を忘れたという場合は、経過措置があるので来年3月末日までに申請すれば、さかのぼって支給されます。

また、引っ越しをして住所が変わる場合は、引っ越しした月は前の住所地の自治体から、翌月から新住所の自治体から支給されます。

さて、この子ども手当も来年4月には衣替えです。

来年度からは、所得制限がある制度になる予定です。

それでも、受給していた家庭の9割は受け取れるということです。

詳しくはこちら⇒平成23年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法

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