車いすを使用される方にとって、車いすは身体の一部として生活を共にされます。
室内用と外出用を分けて使用される方も居られれば、共用使用されている方も居られます。
また、福祉車輌ではクルマに付属する車いすに乗り換えて移動するケースがありますが、今年パナソニックさんから参考出展された「車いす機能つき 電動ケアベッド」と「ロボティックベッド」はベッドの一部が車いすとして分離されるという新しい発想から誕生しました。
これにより、ベッドから車いすへの移乗動作がなくなり介護軽減・自立サポートが可能になります。
使用できる症状の方は限定されるかもしれませんが、施設などにおいて導入されることが予想されます。
将来は移乗リフトの対抗馬として在宅にも適用され、寝食分離としてQOLを高めてくれる福祉用具として期待しています(^^)
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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