@NEXT SenSEマガジン[vol.11]より(バックナンバー)1/2 - 不動産投資・物件管理全般 - 専門家プロファイル

尾野 信輔
株式会社えん 
不動産投資アドバイザー

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対象:不動産投資・物件管理

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@NEXT SenSEマガジン[vol.11]より(バックナンバー)1/2

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1.今月のテーマ:最適資産運用その4/外貨MMF
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【外貨MMFとは?】
 外貨MMFとは、Money Management Fundの略で、公社債などの格付けの
高い外貨建ての短期証券を投資対象とした投資信託です。
対象となる通貨は、ドルを始めとして、ユーロ、豪ドル、ポンドなども
ありますが、メジャーなのは、やはりドル建ての商品のようです。

【外貨MMFのメリット】
 外貨MMFのメリットとしては、外貨投資全般に言えることですが、高い
安定性と高い利回りです。
特に、外貨MMFに関しては、格付けの高い債権を対象に投資していますの
で、安定性は群を抜いています。
他にも、外貨預金に比べて、有利な点はあります。

・手数料が安い。
・金利が高い。
・預け入れ期間の制限がない。
・為替部分の税金がかからない。(一部銀行を除く)
・他の資産と分別管理されていて、証券会社の破綻の影響を受けない。

などです。

【外貨MMFのリスク】
 非常に安定性が高いということでも、投資対象はやはり外貨ですので、
グローバルな投資観点が必要になります。
特に、昨今の円高事情では、為替差益は望めず、外貨のままでの保有と
いうことになりますので、そこまで大きな利益が期待できないのが現状
です。
また、外貨MMFは購入した証券会社の破綻に影響は受けませんが、MMFに
組み入れている発行体の破綻には当然影響を受けます。
過去には、電力大手のエンロンが破綻したときに元本割れになったこと
があります。

【外貨MMFに必要な心構え】
 外貨MMF自体は、ローリスクローリターンな商品です。
円安傾向になれば、大きなリターンも期待できるかもしれませんが、
為替動向に一喜一憂しないで、どっしりと構えた長期的な視点が必要に
なります。

【マンション経営との比較】
 マンション経営と外貨MMFを比較したときに、時期によっては大きな
リターンも期待できるが、基本は長期視点という点は、非常によく似て
いる部分ではないかと思います。
 そのなかで資産の流動性や、資産管理に必要な情報量などはそれぞれ
違います。
・忙しくて、なかなか資産管理の時間が取れない方→マンション経営
・海外の情報に触れる機会も多く流動性をある程度確保したい方→外貨MMF

そのあたりのメリット・デメリットをしっかり把握して、バランスの良い
資産形成をしていきましょう。

もっとくわしくメリットを比較したいかたはコチラをクリック↓
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