日経記事;スーパー業界団体取引システム統一CSK開発に関する考察 - 営業戦略・販売計画 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2016年12月02日更新

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日経記事;スーパー業界団体取引システム統一CSK開発に関する考察

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皆様、
おはようございます。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

9月21日付の日経新聞に、『スーパー業界団体、取引システム統一へ CSKと組み普及へ 導入時費用ほぼ無料に』のタイトルで記事が掲載されました。

本日はこの記事に関して考えを述べます。

記事の主な内容は以下の通りです。

『日本スーパーマーケット協会(東京・中央)など食品スーパーの2つの業界団体はCSKと組み、受発注などの電子データをやりとりする新しい取引システムの普及に乗り出す。

共通システムは流通の効率化に欠かせず経済産業省も後押ししているが、導入はイトーヨーカ堂など大手にとどまる。同協会も今回の取り組みでシステム普及に弾みを付けたい考えだ。

導入を進めるのは「流通BMS」と呼ぶ取引システムだ。同協会とオール日本スーパーマーケット協会(大阪市)が10月から加盟社向けの説明会を開いて、CSKが開発した「スーパーマーケット・クラウドEDIサービス」システムの導入を促す。

最大のメリットは費用を抑えた点。仮にスーパーが単独でシステムを導入すると初期費用は最低で数百万円かかるというが、今回のシステムは導入時の初期費用をほぼ無料とした。
2団体の加盟社は155社にのぼっており、規模のメリットを生かし普及を目指す。

小売業が商品を発注するのはオンライン方式が一般的だが、一部には電話回線が残りデータ容量に限りがある。商品のやりとりでは紙の伝票も使っており作業は膨大だ。

新システムでは伝票類の発行が不要で、小売業やメーカー・卸の負担が軽くなる。発注データの送受信もインターネットで短縮でき、各企業は天候や需要に合わせて機敏な発注が可能になる。

消費者へのメリットも大きい。効果的な発注で店頭での品切れを防げ、流通コストの削減で中長期的に小売価格の引き下げにつながるためだ

流通BMSは経産省が中心となり2007年に策定し導入を呼び掛けてきた。だが独自システムをすでに運用している企業が多いことや中小企業には導入コストも負担となることなどから普及が進んでいなかった。

同協会の支援制度では導入コストを安く抑えられるため、利用に踏み切る企業は多いとみられる。すでに中堅スーパーのエコスが採用する方向で検討を始めた。』


流通BMS(Business Message Standardの略)とは、受発注、出荷、商品受領などの取引データのやり取りを標準化したもので、インターネットでやり取します。紙の伝票などの発行が不要で小売業やメーカー・卸の負担が軽くなります。

食品スーパー業界が受発注や物流の仕組みを、業界をあげて導入する動きをかけ始めることの意義は大きいと考えます。

国内の小売・流通・サービスのいわゆる第3次産業の生産性は、「低い」と今まで指摘され来た分野です。今回、食品スーパーマーケット業界が生産性向上のために、インターネット・クラウドを活用した取引システムの導入に踏み切りました。

基本的にスーパーマーケットは、商品の受発注はオンライン化していますが、通信媒体に電話回線を使ったりしていて、データ容量の限界などがあったり、手作業で再入力して商品のやり取りに伴う紙の伝票を起こしたりしています。当然効率は落ちています。

今回導入する流通BMSは、伝票などの発行が不要になりますので、全ての関連企業の事務負担が軽くなります。
スーパーマーケットも、流通BMSの導入により、社内の管理システムを単純化・標準化出来ますので社内コストの削減が可能になります。

また、業界全体では、インターネット活用により情報・データのやり取りがより迅速に出来ることと、情報・データが共有化されますので、受発注がよりきめ細やかに出来ますので、店頭での需要に合わせた出荷・在庫管理が効果的に行われます。
店頭での売り上げ状況に応じて受発注量もコントロールできますので、在庫切れによる売上機会損失も防げます。

流通BMSは、導入コストがほぼ無料になるとのことです。これは、多分クラウドを使うことで可能になったとみています。維持コストも自社内でサーバーを使うより安く済むはずです。

ビジネスプロセスを電子化する場合、成功させるためのポイントは、再入力などの余計な手作業や伝票や請求書などの紙やFaxを使うことを一切やめることです。
このような不要の作業が発生することにより、効率化が妨げれられます。インターネットを活用して全ての事務の仕組みを電子化することが、非常に大事です。

データの再入力や紙の伝票類などの存在、Faxの使用などあることは、効率化の妨げになると理解すべきです。これらの不要なものがあると、スムースな水の流れを乱します。

政府は電子立国を宣言していますが、足元の行政機関の動きは自冶体を含めて、未だその方向に沿っていないことが見受けられます。Webサイト上では情報発信しますが、応募などの事務作業にFaxや電話のみで対応するところが数多くあります。

政府や自冶体は、率先して全ての事務作業の主体を全て電子化して、Faxや紙は副次的に使用するやり方に早急に変える必要があります。

行政サービスも第3次産業に見立てて、全ての事務作業に対してITを使って電子化すれば、国内全体の第3次産業効率向上に貢献します。

食品スーパー業界の受発注BMSが、他分野のスーパー業界に早期導入されることを期待します。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー GBM&A 山本 雅暁

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