- 奥山 裕生
- 奥山裕生設計事務所 主宰
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
今日は第2回「土地と出会うまで」です。
【奥山】
物件探しの最初はどのようなことから始められたのですか?
【建て主Iさん】
不動産サイトや駅に置いてあるフリーペーパーで少しずつ情報収集を始めました。
そして3月の中頃、近所の、駐車場だった土地が売りに出されるという情報を見つけたんです。
そこは日当たりもとても良さそうだったので、
不動産屋さんに連絡して見に行きました。
その土地はいわゆる旗竿敷地。
住宅街でやや入り組んでいるこの辺りの地域にはそういった変形土地が多いようですが、
嫌う人もいるためか、価格としては比較的お手ごろでした。
その際いろいろ本を読んで土地の勉強をしたり、
電磁波の影響について調べたり、
なにより土地を探し始めてから1ヶ月もたたないのにもう決めてしまっていいのだろうか?と、
一時立ち止まったりもしましたが、
もしここが他の人の手に渡ったら…と考えると、
いや、絶対買ったほうがいい!と思って。
悩んだ末、3月末に正式に土地を購入しました。
【奥山】
結果的にも一番いい土地でしたね。
(つづく) 次回は「家づくりの依頼先」です。
このコラムに類似したコラム
【家は買うものではなく創るものです。(3)】「建てた人に聞いてみよう!」その1 奥山 裕生 - 建築家(2013/06/10 14:21)
40代の家造り 福味 健治 - 建築家(2012/09/04 08:05)
土地の価格 林 秀成 - 建築プロデューサー(2010/09/15 16:19)
渋谷をめぐる ひとつのライフ・スタイル 岩間 隆司 - 建築家(2014/09/28 13:58)
■ シリーズ/狭小敷地の土地選びのコツ-2 ガーデナー建築家/勝田無一 - 建築家(2014/03/18 16:02)