いろんな給与体系なんかを考える上で、報酬によってモチベーションが上がるとか下がるとかいう考え方が当然あると思います。ここでいう報酬とは金銭的なことなんですが。
実際のところ、年俸制とかを含めた成果主義的な報酬制をとっている場合、結構モチベーションを下げてる例が多いんですね。
って言うのが「がんばればもっと給料をあげますよ」というのが、モチベーションアップという点からは通用しなくなってきているんです。それがこのモチベーション3.0時代の根本的な考え方なわけですよね。
報酬をコントロールして、何かしようと言うのが、難しくなってる・・・どちらかと言うと劇的にモチベーションを下げている。その本人なりいろんな所に・・・たとえば本人だけではなく、まわりも巻き込んで辞めると言い出すとか。
モチベーションアップどころか、支障をきたしてる事が多いので、本気で考えるならばもっと違うところで従業員のモチベーションを上げる事を考えた方がいいと思います。
基本的なことですが、いまだにこの考えから抜け出せない経営者がとても多いのも事実なんですよね。
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