- 森 久美子
- エフピー森 代表
- 神奈川県
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
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こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。
お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。
Q.専業主婦と6歳の子の3人暮らし。年収は約500万円。新築戸建住宅の購入を検討中。資金計画の立て方を教えてください(35歳 会社員)
A.その4 変動金利か固定金利か
金利のタイプを選ぶ際は、金利上昇時の世帯のリスク許容度を見極めることが重要になります。
子どもが小さく、妻も当分は働きにでることができない場合は、金利は固定金利が無難です。
一方、夫婦共働きを続けられるとか、いざというときは返済にあてることができる資金があるという家庭は、変動金利を検討してもいいと思います。
今は、長期固定の住宅ローンで優位に立つ「フラット35S」に対抗するために、民間金融機関では変動金利型の競争が激しくなっています。
リスク許容度の低い家庭にもかかわらず、長期固定金利に比べ、目先の金利負担が軽くなる変動金利でも当分大丈夫なんじゃないか、と楽観して利用する人が多いように感じます。
住宅ローン選択の決めてが、金利の低さというのは別に間違っていませんが、目先の低さではありません。
30年、35年の間には、金利は上がることもあれば下がることもあるでしょうが、トータルで考えて今の金利水準で固定できれば無難ということですね。
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