隣の土地と値段が違う! - 土地売買 - 専門家プロファイル

平野 秀昭
有限会社アーバンビレッジ 代表取締役
兵庫県
不動産コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月08日更新

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隣の土地と値段が違う!

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「隣の土地が1坪あたり35万円で売れたから、うちの土地はそれ以上でないと売らない!」

そういわれる土地所有者さんがおられます。
売るか売らないかは持ち主の判断ですから、私が、どうこう言えることじゃ~ないのですが・・・

でも、なぜ1坪あたり35万円以上?隣が35万円で売れたから?
たぶん、そういうことなのでしょう。

でも、ちょっと待ってください!
隣の土地と、こちらの土地では条件が全く異なります。
隣は、40坪ほどの広さの整形地、間口と奥行きが同じくらいの正方形の土地です。
そして、こちらは土地面積が300坪、間口に比べ奥行きがずいぶんと長く、さらにいびつな形をしています。

40坪であれば、一般の個人が住宅用地として購入できますが、300坪の土地は一般の個人は、まず買えまえんし、買いません。
では、誰が300坪の土地を買うのか?
こういう大きな土地は、分譲業者が買って開発をかけて、30坪から50坪くらいの個人が買いやすい宅地に区画割りして販売するのです。

そのためには、300坪の土地の内に道路部分が必要となりますので、300坪全部を販売面積とすることはできません。
また、分譲業者には、土地購入、分筆、開発、販売、それぞれの段階で、さまざまな費用がかかってきます。
その上、いろいろな名目での税金も支払わなければいけません。
もちろん、業者の利益も必要です。

そうして、やっと40坪ほどの宅地に区画割りした土地が、隣と同じ坪35万程度で売れるというのが一般的なのです。

ということは、かなり安い値段で300坪の土地を買わないと、分譲業者は採算がとれません。

それなのに、隣の40坪の土地が坪あたり35万円で売れたからといって、300坪のこちらが同じように坪あたり35万円で売れるなんて、まず有り得ないのです。


土地の値段はどうして決まるのか?
それは、その値段で買うという買主がいるからなのです。

だれがその土地を買うのか?

個人が買えるような土地なのか?分譲業者が開発をかけて販売する用の土地なのか?
それを見誤り、単に他に売れたという事例だけで単価計算をしてしまうと、いつまでも売れない土地になってしまいかねないので、気をつけてください。

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