- 西田 淑子
- サクセスインサイド・コミュニケーション 代表・コミュニケーショントレーナー
- 大阪府
- ビジネスコーチ
対象:コーチング
トレーナー研修を受けたときに、研修トレーナーが「今やろうとしていることを、トレーナー自身が出来るかどうかが重要です」と言いました。
世の中にありがちな例は、
「仕事はもっと喜んでやるもんや」とスタッフに厳しく叱咤するマネージャーやチーフ、「もっとリラックスして試合に臨め」とこぶしに力を入れて檄を飛ばすコーチ、がいたりします。
そんなマネージャーやチーフは仕事を喜んでいるでしょうか? コーチはリラックスできているのでしょうか?
箕島高校野球部の元監督、尾藤公氏は、練習では厳しいものの、試合では終始、笑顔でした。選手達が実力を充分に発揮するために、今ここで、どういう状態であればいいのかを、言葉で指示する代わりに、自分自身がそれをすることによって、今ここで教えてもいたのでしょう。
今ここで、自分の言っていることと、やっていることが一致しているかどうか、それが重要です。それが例えば指導力であったり、影響力であったり、そういった力の一つだと思います。
今ここで、自分がどのような状態にあるのかを知るには、自分自身を客観視することで得られます。
自分を客観視する方法は、例えば、鏡を見る、写真を撮る、声を録音する、ビデオに撮る、人に聞く、などがあります。これ以外に自分が自分の残像をイメージする、という方法でもそれが可能です。
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