- 山本 俊成
- 株式会社ファイナンシャル・マネジメント
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
3つある見直し目的の1つ目は毎月の「返済負担額の軽減」です。
この負担額軽減には2つのケースがあります。
■ケース1 現在の借入金利が高い場合
現在、借りている住宅ローンの金利をより低い金利の住宅ローンに借り替えした場合、借入金利が下がるので、当然返済額も下がります。
例えば「ローン金額3000万円、借入期間35年、元利金等返済」と言った条件で、金利2.0%と金利3.0%を比較すると、年間の返済額で約20万円、35年間で約700万円返済額が変わってきます。
見直しをする/しないでこれだけ差が得てくると、ライフプランに大きな違いが出てきます。
■ケース2 現在の家計の資金繰りが苦しい場合
家計の資金繰りがローンを組んだ当初より苦しくなっており、家計の中での住宅ローン返済負担が大きくなってしまっている場合、毎月の返済額を見直すことで改善できます。
住宅購入当初は問題なかった家計も、教育費負担の増加や収入状況の悪化等で、必ずしも計画通り返済が進むとは限りません。
このような場合、金利の見直し、返済方法の変更、リスケジューリング等でライフプランにあった形での住宅ローンの見直しをすることが大事です。
いづれの場合もライフプランの変化に合わせたローン返済額の見直しが、余裕ある家計の資金繰りを実現することができます。
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