- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
東京都世田谷区にて進行中のガレージ工事現場管理を行いました。
今日から工事ということで現場に着くとすでに数人の職人さんたちが準備を始めていました。今回の工事は3日で終わるいたって簡単な工事ですが、このあとは母屋の増築工事を計画しています。
この成城というところ、あたりをちょっと歩いてみると緑あふれる広めの敷地に、控えめで品のある住宅が建っているのをよく目にすることができます。このFさんの家も、今回の計画で大正時代につくられた古谷を解体してしまう予定であり、町並みにとって見れば大いなる損失でもあると思います。
少なくともこれからつくる建築が、町並みに良い影響を与えるものとなるよう配慮を重ねてつくるくらいの誠意を見せなければなりません。それが建築家にとって最低限の公共性であると思うのです。