昨日、映画「阪急電車」を観てきました。2回目でしたが、またまた感動!
正直、はじめてこの映画を観に行った時は興味本位でした。
舞台が地元・西宮〜宝塚。しかも母校である関学でも撮影されたとなれば
観ない訳にはいきません。それ以来、すっかりこのヒューマンドラマに
はまってしまいました。
しかし考えてみると、映画って不思議ですね。
自宅でホームシアターが作れたり、簡単にDVDがレンタルできるのに、この1800円という価格設定の
映画産業が、未だにカタチを変えずに残っているんです。
確かに迫力が違うっていうのもありますが、みんなでひとつの作品を観る。この「共感」こそが映画館
の魅力。面白いシーンではみんなで笑い。悲しいと思った時、となりの人が泣いている。そして最後には
「どうだった?」と感想を言い合うことも...
これが、その空間を共有している人同士の見えないつながりなのでしょうね。
自宅でどんなに良い環境で映画を観ても、このような映画館のライブ感や空気感には勝てません。
それって、どこかソーシャルメディアともリンクするような気がします。
そう考えると、映画館の販促にはレビューやツイッター連動のキャンペーンなどが
好相性なのも、どこか納得できます。