職種を選べない場合はどうするか - 自己分析・適職診断 - 専門家プロファイル

小松 俊明
リクルーターズ株式会社 経営コンサルタント (専門/人材ビジネス)
東京都
経営コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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職種を選べない場合はどうするか

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キャリアの悩み

30代男性からご相談を受けました。

『これまで3つの職種をしてきました。今後、どの職種に絞ってキャリアを築くべきか悩んでいます。』

僕の回答は以下の通りです。

職種の選び方について、私なりの考えをお伝えします。多くの新卒の方は、配属とともに希望部署もしくは希望していない部署に配属されるものであり、それが職種との最初の出会いです。
 
希望しない部署に配属されても、その後の希望が通り希望部署に移る人もいます。それがかなわず、結局その希望しない部署の職種が生涯自分の専門性になったという人もたくさんいます。(自分は希望してなかったが、実は適性があったということも多い。)
 
一方、比較的若くして転職する人は転職を機に希望する職種に挑戦しますが、未経験採用は限られるため、30代以降にさらに新しい職種に挑戦することは現実的には困難です。
 
営業は一部例外的な仕事があります。たとえばMR、生保営業、人材ビジネスの営業など、比較的、異業種からの転職を受け入れている業種なら、30代以降でも「異職種」転職の可能性がありますが、反面、そうした業種はかなり競争が激しく適性がはっきりとしていることから、かなり出入りが激しい業種です。このため、飛び込む時は細心の注意が必要です。
 
職種は「専門性」を問われますので、やはり基本から中級、そして上級へと実務経験を蓄積していく必要があります。時間もかかりますし、人にその経験を認めさせるには、やはりそれ相応の会社や事業環境で一定の年数の経験を積んだことをアピールする必要があると思います。

その道の専門家(大先輩)が面接で評価をしてきますので、こと職種に関しては自分の実力をごまかすことは難しく、やはり早い時期から自分の専門性を絞って、経験を積んでいる人が有利なことは否めません。

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