庭づくり・家づくりのちょっとした良い話。vol.11<震災後のお話> - エクステリアデザイン - 専門家プロファイル

江藤 繁
有限会社エストア 代表取締役社長
エクステリアコーディネーター

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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庭づくり・家づくりのちょっとした良い話。vol.11<震災後のお話>

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住宅事情 家・住宅について

前回お話致しました様に飲み水以外の用途で使用する水を用意するには、
沢山のポリタンクで給水車の間を何度も往復する様になり、
大変な重労働になることは簡単に想像することが出来ると思います。

そこで【雨水貯水タンク】のご利用が有効になると思われ、
有効な水の確保を検討して頂けたらと思います。

『サバイバルが出来る住宅』をここまでの話でまとめてみますと、
前提として耐震検査を行政に依頼し、家の問題点を把握しましょう。
そして、
第一に家の周りを整理しましょう。
第二に玄関ドアが使用出来なくなった場合の敷地外への経路の確保をしましょう。
第三に倒壊・転倒しそうな物置や室外機を点検し、固定の度合いを高めましょう。
第四に物置き等に収納しております防災道具を検査し、
震災後に有効に利用出来る様、物置の配置と固定を検討しましょう。
第五に水を確保しましょう。

となります。

この続きは
第六に自然エネルギーを有効に確保しましょう。
第七にアウトドア用品などを有効に利用しましょう。
とお話を進めて行きたいと思います。

第六の自然エネルギーの確保は【太陽光発電】【太陽光パネル】【風力】などとなりますね。
これらのエネルギーは今後大きく見直されて各家庭でも用いられ、
今よりも一般的になる事でしょう。

また、自治体からの費用の補助や余力電力の買取制度などで
普及の度合いは加速度的に膨らむと思われます。

ここまで来ると自立した住宅となりつつあり、
『サバイバルが出来る住宅』へ一定の道筋が出来上ったと言って良いでしょう。
しかし、第六の自然エネルギーは現時点では高価な状態ですので、
全てを揃えるとなるとコストオーバーとなるケースが出てくるのではと思います。
そこで第七のアウトドア用品を有効に利用することが重要になるのです。

冬場であればアウトドア用品で炭等を用意し、バーベキューコンロで
暖を取ったり調理をすることが出来るでしょうし、水も温めることが出来、
暗闇ではランタンが役立つ事でしょう。
寝袋も寒い夜には欠かせないアイテムとなるでしょう。

この様に身の回りのものを利用し、防災道具の一つとして準備することは大切な事ですね。
同じ物置に防災道具とアウトドア用品を収納しておけば安心出来る事でしょう。


まだまだ続きます。

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