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- 柳生 千恵
- インテリアコーディネーター
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今日は二つの調理機器についてお話しましょう。
写真は同じ家のキッチンにあった二種類の調理機器です。
上がAGAというもの。 下が一般的な電気式のものです。
AGAはオイルを燃料として使うものが多いのですが、トップには蓋がついたホットプレートのようなクッカーがあって、
（クレープ屋さんのような感じ）そこで食材を直接焼いてもいいし、お鍋やヤカンをのせて調理してもいいのです。
下には温度の違ういくつかのオーブンがついています。 また、AGAは給湯器の役目もしていて、お湯を作ることも
できるんです。 そのうえ、AGAを使っている間は部屋全体が暖かいからほかの暖房がいらないのです。
だから、夏場は暑くてたまらなくて、もうひとつ普通の調理機器が欲しくなるんですね・・・（笑）
それからもうひとつ・・・日本人には理解ができないことなのですが、AGAは着火してから使えるまで、約24時間もかかるん
だそうです。 日本のピピットコンロのように、『設定温度になりました～』と教えてくれるコンロとは、概念が違うんでしょうね。
きっとAGAを使いこなすということに一番喜びを感じる・・・そんな調理機器なんだと思います。
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