床にキリの無垢材を貼りました。
そうそうあの「桐」です。
防ダニ、防カビ、防虫効果があり、古くからタンスに使われてきた材料です。
桐は伸縮や反りが非常に少なく、調湿作用を持つため湿気をコントロールしてくれます。
夏はさらさらと、冬はひんやり感がなく、まるで床暖房を入れているような暖かさを感じます。
自分の体温をはね返す効果があるからでしょうか、とても心地よい感触なのです。
エアコンに頼らなくても快適に過ごせるエコな素材であります。
このコラムの執筆専門家
- 中村勝己
- (広島県 / 建築家)
- 中村勝己建築設計事務所
目指すは大らかでゆったりと過ごせる気持ちのいい空間の家
昼夜問わず演奏可能な本格的音楽スタジオを持つ家。街の中でも風や光、豊かな自然を感じる家。あなたや家族の思いを受け止め、工夫とアイデアで予想以上の空間を実現、思いや夢をカタチにします。五感で感じるお気に入りの場所を一緒につくりましょう。
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