平成23年7月16日に平成23年上半期のデータを取りまとめました。対象件数は51件(ご相談依頼があったもの、匿名は除く)です。
各統計データは下記の通りです。
1)債務弁済関連・・約35.3%
2)支払不安関連・・約 9.8%
3)相続対策関連・・約15.7%
4)持分売買・・・・約 7.8%
5)兄弟姉妹間・・・約19.6%
6)その他・・・・・約11.8%
平成21年~平成22年の対象件数は42件であり、それと比べますとご相談・依頼総数は上半期で既に51件と約130%近い伸びであり、また、年換算ですと約260%近い伸びとなります。これからもより親子間・親族間売買のご相談依頼は伸びてくるものと思います。
今回の数字を見てみますと、先に述べさせて頂きました通り、債務弁済、支払不安など債務絡みのご相談は全体の比率としては少なくなっており(総数では伸びておりますが)、相続対策や兄弟姉妹間での売買など特定の親族に自宅を売りたい、特定の親族の土地を買いたいなどの親子間・親族間売買が増加しております。
持分売買のご相談も堅調です。実は数字のカウントには、匿名の方は入れていないため、このような全体割合となっておりますが、持分売買のご相談自体は多いのです。
まだ上半期の経過だけですので、下半期の動きも年末にまとめまして、今年1年の考察をしてみたいと思います。
今後もこのような定期レポートを出して参りたいと思います。
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