- 小松 俊明
- リクルーターズ株式会社 経営コンサルタント (専門/人材ビジネス)
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:転職・就職
- 中井 雅祥
- (求人とキャリアのコンサルタント)
- 清水 健太郎
- (キャリアカウンセラー)
求人案件の数が少なく、厳しい転職市場は続いている。 「表 面上」は昨今案件数が市場に増えたように見えるが、採用に至っている案件が少ない以上、まだ当分の間、転職市場の低迷は続きそうである。
さてそうした中でも欠員補充については、企業は採用を進めているケースが多い。しかし、何かが以前と違う。
業績不振や節電ムードがあるからだろうか、候補者の足元を見るような交渉をする会社が増えているという話を、複数のエージェントから最近聞く機会があった。
ようは現職の相手にも年収カットを平気で提案し、話し合いもなくその条件を飲むか飲まないか迫ったり、ひどいケースではたまたまその人物の給料が低かったからと言うが、部下よりも年収で100万円くらい低い給料で上司になる人物を採用してしまったと言うのである。
足元を見るという行為は、会社だろうが個人だろうが、決して品のいい行為ではない。もっと過激ないい方をすれば、「足元を見る」とは「相手の弱みに付け込む」ということであり、いくらビジネスは競争であるとは言っても、後に必ず相手の恨みを買い、信頼関係を築くことは到底かなわないものだ。
足元を見る会社が増えていると言うが、そういう会社で働く社員が気の毒でならない。
キャリアの悩みをお持ちの方は、弊社がご提供するキャリアコーチングやキャリアメール相談をご活用頂くのも一つの方法ですので、ご参考までにお知らせします。
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