おはようございます、いよいよ我が家の近所でも蝉が鳴き始めました。
音で感じる夏。
昨日からの続き、貸借対照表の勘定科目について。
借入金について、まず借入をした目的を考えることに触れました。
次に考えるのが返済の期間についてです。
1年で返すのか、3年で返すのか、7年で返すのか。
これは借入の額を見ているだけでは分かりません。
(つまり貸借対照表をみているだけではダメです)
日常的な資金繰りのチェックを経て、どれくらいの年数ならば
返すことができそうなのか検討をする必要があります。
シンプルに考えるならば、年数は長いほうが当面は助かります。
もちろん早く返すほうが総返済額は少なくて済みますが、
無理をして急いで返して手元の資金が苦しくなっては本末転倒です。
背伸びをしても仕方がないので、今現在で無理なく返せる額を
把握するためにも、記帳処理は適宜行っておきたいところです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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