本当のアプリコットの香りがする、長野産ハーコットで - 料理教室 - 専門家プロファイル

塚本 有紀
フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
大阪府
料理講師

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対象:料理・クッキング

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閲覧数順 2016年12月02日更新

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本当のアプリコットの香りがする、長野産ハーコットで

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毎年7月になると、ほんの数日だけスーパーにアプリコットが並びます。きゅっと酸っぱいのですが、それは毎年の季節の楽しみでした。

2年前、黒門市場に売られていた長野産のアプリコットを何げなく食べて、びっくり。

「フランスで食べたアプリコットの味がする!」

甘みがあり、ほんのりと桃のようなよい香りが漂うのです。日本ではいまだかつてそのようなアプリコットは食べたことがありませんでした。

箱に書かれていた品種は「ハーコット」。長野のJAちくまの産品です。

そのときハーコットは生食用の杏なのだと知りました。ということは、これまで大阪まで運ばれてきていたものはおおむね加工用ということになります。実が堅くしまり、きゅっと酸っぱくて、ジャムや果実酒に向くタイプです。

長野の道の駅には、たくさんの生食用が売られていると聞いたことがあります。生食用は輸送にはあまり向かないため、現地消費で終わってしまう、ということなのでしょう。


杏は中国が原産で、東アジアに根付いた品種と、シルクロードを経てヨーロッパに根付いた品種に分かれるようです。

 

日本は大別すると、ニホンアンズ、ヨーロッパアンズ、そしてこれらの交配種の3つに分かれるよう。

ハーコットはヨーロッパアンズです。だからなるほどフランスで食べていたアプリコットの味がするのです。ヨーロッパアンズは地中海性気候に向くので、日本のような雨の多い土地にはあまり向かないのだとか。

 

あんずがでてくるのはだいたい7月の1ヶ月のみ。それもスーパーによっては、入荷は一回限りのことも多いのです。ハーコットにいたっては、出荷はたったの2週間(しかも今年は通常よりも遅く、かつ期間が短いそうです)。

教室での毎年の合い言葉はアプリコットは「見たら、即買い!」です。

今年は黒門の八百屋さんに頼んで、頼んで、ようやく初物のハーコットを取り寄せてもらい、7月の料理講座にデザートとして使いました。





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