マーケティングの原理原則 ~厳しい時代だからこそ~ - リサーチ・市場調査全般 - 専門家プロファイル

平岡 美香
フードコンサルティング株式会社 マーケティングアドバイザー
東京都
マーケティングプランナー

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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マーケティングの原理原則 ~厳しい時代だからこそ~

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マーケティング 市場調査・商品企画

 リーマンショックから、ようやく立ち直りが見えてきた矢先の大震災。消費は少し戻ってきてはいますが、まだまだ低空飛行の状態ですね。

 弊社のお客様からも、先行きが全く見えない、もう新しいことには手をつけない方がよいのではないか、といったご相談をいただきます。

 しかし、御社だけ立ち止まったところで、世の中は確実に進んでいきます。例え、その歩みは以前よりは遅くなっているとしても、です。

 

 今のような厳しい時代ですが、その時代にあったマーケティングの原理原則は必ず存在します。その中に、進むべき方向性を見出せると思います。

 ここで原理原則を踏まえつつ、再び勇気と気概をもって一緒に歩み出しませんか。

 

<原理原則1:コンセプトを明確に>

 

・お客様の購買活動はより特別な機会となっていく

 不況もあり購入金額、利用頻度が減ってきているため、買い物をする時は、より特別で期待感が大きくなっています。よりシビアにお店選びをするお客様の選択眼に適っていますか?

・業態店から専門店の時代へ

  分りやすい、何を売っているお店か分かりやすいお店が選ばれています。あの店のあれが欲しい、あの人に会いたいと思われる店にならないと生き残れません。

 

 

<原理原則2:商品の差別化は必須>

 

・商品の差別化=トップ商品を持っているか

 この商品ならばあのお店に行きたい、あの会社の製品を使いたい、と思わせるトップ商品をお持ちですか?

 

 

<原理原則3:値下げではなく値ごろ感を打ち出す>

 

・苦し紛れの値下げは経営を圧迫するだけ

 商品力が伴わない安易な値下げは、単純に客単価が下がるだけで、決して客数は増えません。売上は下がり、そのうちコストさえ 賄えなくなってきます。

・お値打ち感の見せ方

 お客様が商品やメニューを見た時に、直感で感じる価格が大事です。アパレルならばジャケットを買ったらパンプスは半額とか、飲食店であればプリフィクスのようなセットメニューです。

 

 

<原理原則4:商品の見える化>

 ・商品の良さをお客様にどう伝えるか。

  「使ってみあれば分かる」では手に取ってもらうことさえままなりません。臨場感や特別感、お徳感をどう見せていくか。

 ・3Dブームは、新鮮さだけではない

  商品名から商品パッケージ、ボリューム、お店の外観、看板など、目につく所は大事です。演出も必要ですね。

 

 

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 成熟社会のマーケティングはどうあるべきか   http://profile.ne.jp/w/c-56547/ 

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