米ファンドはベアトレンドか? - 住宅ローン選び - 専門家プロファイル

宮下 弘章
リスト株式会社 
神奈川県
不動産コンサルタント

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米ファンドはベアトレンドか?

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先週のニュースでも取り上げられていましたが、
米ファンド勢の空売り残高が、今年最高を更新しています。

空売りとは、株価下落を見込んだ投資家が、証券会社等から
株を借りて市場で売却し、その後、実際に株価が安くなったときに
買い戻すことで、売却価格と購入価格の差額を設ける手法です。

まさに”アービトラージ
投機的な株取引の代表的な取引手法ですね。

今月いっぱいでQE2が終了することや、米国の景気指標等が
あまり良くないことなどに投資家が反応し、全般的にはリスク資産を
圧縮させていく動きが見られます。


NY証券取引所の5月末時点での空売り残高は132億株となり、
2010年12月以来の高水準となっています。
同国では、景気減速への懸念が増大している中で、FRB議長の
バーナンキさんはQE3の可能性をきっぱりと否定しました。

さて、アメリカのこの流れは、当然日本に大きな影響を及ぼします。
もはや、ギリシャのデフォルト懸念等も絡む問題に発展し、結果、
お金の行き先は”日本国債””日本円”ということになります。
そして、この流れは住宅ローンの金利へも影響を及ぼします。

昨日、日本の長期金利の指標となる新発10年物国際利回りは、
約7ヶ月ぶりに1.095%まで下がり、この3ヶ月の間に、0.2%も
下がっています。
国債利回りの影響を受ける日本の住宅ローン(固定金利)は、
この状況によって金利が低下する可能性が高くなります。

不動産を購入する側から見ればとても好機と言えるのでしょうが、
一方では預金金利の低下にも繋がるわけで、
決して良いことばかりではないわけです。

そして、国債利回りだけではありません。日本株も下げが継続し、
先週は一時9,300円台まで下落しました。

そして”円”も同じような状況です。
東日本大震災をきっかけに80円付近で落ち着きを見せており、
円安に向かう気配は今のところありません。

しかし、私は思います。
確かに日本への投資は安全だと思いますが、あくまでも消去法で
日本しかないから・・・というのが投資家の本心だと思います。
だって、ここまで混乱を極めるバカげた政治を目の当たりにしたら、
選んで日本に投資をする気にはなれませんからね

IMFは、今月16日に日本に関する年次審査報告の中で、
財政危機を回避するためには、消費税を15%に引き上げないと
社会保障を含む改革は不可能だと結論付けました。


現在日本は、先進国中で最悪の財政赤字を抱えている国家です。

このままでは、いつ国際社会からの信任を失い、
それこそ国債暴落=金利急上昇になることか・・・
一刻も早く、財政改革を遂行しなければならない、危機的状況です
何とかしてほしいものですね。

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