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閲覧数順 2016年12月05日更新

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今こそ英断を!タバコと訣別し健康と幸せを入手する方法(9)

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  1. 心と体・医療健康
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  3. 疲れやすさ

(続き)・・それでは前述ようなタバコの害から逃れるためには、具体的にどのように取り組めばよいのでしょうか。多くの喫煙者がまず試みるのが、タバコの本数を徐々に減らしていく「減煙」です。タバコを完全に止めてしまうのは辛いが、吸う本数を減らすのなら何とか可能だと考えがちです。実際に、過去に禁煙を試みたものの失敗した人の多くが減煙に挑戦します。タバコから完全に離れずに済み、しかもタバコの害を最小限にできるだろうと期待するのですが、果たして減煙は上手くいくのでしょうか。

 

例えば1日に20本以上吸っていたヘビースモーカーがタバコを徐々に減らしていき、1日1本まで減らした場合を考えてみましょう。この場合、これまで吸う間隔が1時間以内だったのが徐々に延びていき、ついには1本吸ったあと丸一日も吸えないことになります。このような人は身体的および精神的にニコチンに依存していることがほぼ確実なため、一日の大半の時間にわたり「ニコチン切れ」の苦痛を味わうことになります。そして多くの場合、タバコの本数が以前と同じに戻ってしまうのです。

 

多くのヘビースモーカーはタバコを吸うたびに咳き込んだりするため本数を減らしたいと考えていますが、いざ減らしてみると、そのような咳き込みがおさまり、また久々のタバコが美味しく感じられ、1本のタバコがたいへん貴重なものに見えてくるのです。この構図は食べ物や人間関係とも似ており、「離れれば離れるほど恋しくなる」ものです。もしタバコに対する考えや感覚が従来と変わらないとすれば、単純にタバコの本数を減らす減煙は、なかなか上手くいかないというのが実情です。

 

つまりタバコの害を減らすには「タバコを一切やめること」が大前提となります。それでは確実にタバコを止めるためには、どのような取り組みが必要なのでしょうか。多くの喫煙者が試み、また多くの専門家が勧めているのが、「意思の力」でタバコを止めるという取り組みです。タバコの健康上の害をイヤというほど頭に叩きこみ、家族や職場の同僚などに監視してもらい、自分を厳しく律してタバコを止めようとする試みです。涙ぐましい努力といえますが、果たしてこの方法は上手くいくのでしょうか。

 

禁煙を試みる人に精神的な依存が残っている場合には、タバコを止めた直後から離脱症状が現れ始め、それは時間とともに重篤になっていきます。「タバコを吸いたい!」という強い渇望感が生まれ、本来の「タバコを吸ってはいけない!」という意思との間で葛藤が生じます。そして何とかタバコを吸える大義名分を無意識のうちに探すようになります。「もう5日間も我慢したのだから1本くらい良いだろう」とか「周りの人が盛んに吸うものだから、お付き合いしただけだ」とかいう言い訳です。

 

そのようにして1本、また1本と吸ううちに、気がついたら元の喫煙者に逆戻りしていた、という結果に終わってしまうのです。それでは意思の力に頼る禁煙法は、なぜ上手くいかないのでしょうか。それは前述の減煙と同様に、タバコに対する渇望感、恋しさが募るためです。そもそも「禁煙」というとタバコを吸えない、取り上げられた、とネガティブに感じがちで、「何か大切なものを失った」というストレスや喪失感を感じてしまいます。それを穴埋めするために、再びタバコに手を伸ばすのです・・(続く)

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