- 渕本 吉貴
- 株式会社FPコンサルタント 代表取締役
- 東京都
- 起業・資金調達・事業再生コンサルタント
-
03-3226-7272
対象:財務・資金調達
融資での資金繰り対策・資金調達コンサルタントの銀行対策.com の渕本です。
このたび、神奈川県横浜市より、「震災対策特別資金(10年型)」を創設したとのプレスリリースがありました。
【震災対策特別資金(10年型)の概要(横浜市のプレスリリース)】
融資対象者 : 東日本震災復興緊急保証の利用対象者
融資額 : 2億8,000万円以内(うち無担保8,000万円以内)
融資利率 : 1.7%以内
融資期間 : 10年以内(据置期間24か月以内を含む)
保証料率 : 0.8%(融資額3,000万円まで全額助成)
実施期間 : 平成23年6月1日~平成24年3月31日
信用保証協会への保証料が、融資額3,000万円まで助成され、24か月の据置期間を含め10年間の借入が可能とのことですが、当然ながら、
◆ 資金使途
◆ 融資希望額の妥当性
◆ 借入の返済可能性
などが、融資審査されることには、変わりありません。
したがって、震災対策特別資金(10年型)が創設されたからと言って、限度額まで借入できる訳ではないので、
◆ 事業計画書
◆ 資金繰り表
などをしっかりと作成して、申し込むようにしてください。
また、横浜市以外の地方自治体でも、東日本大震災関連で、資金繰り支援策があると考えられます。
自社の所在地の地方自治体のホームページなどで、情報収集をしてください。
▼震災対策特別資金(10年型)の創設に関する、神奈川県横浜市のプレスリリース
http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/happyou/h23/230531kinyu.html
このコラムの執筆専門家
- 渕本 吉貴
- (東京都 / 起業・資金調達・事業再生コンサルタント)
- 株式会社FPコンサルタント 代表取締役
豊富な融資審査経験を有する資金繰りコンサルタントです!
元銀行融資審査役職者の資金繰り改善・銀行取引対策コンサルタント。起業段階から上場企業まで、豊富な融資審査経験あり。返済猶予(リスケ)による事業再生、債権回収業務も担当。中小企業の資金繰り支援で、より実践的なコンサルティングをしています。
「融資について全般」のコラム
経営者個人保証の説明義務化や銀行との交渉方法などを解説!(2023/02/10 13:02)
融資のために預金取引を充実すべきか?お金の借り方を解説!(2023/01/23 20:01)
融資審査の答えを早めに引き出す方法とは?銀行対策コンサルタントが解説!(2023/01/10 15:01)
不動産投資・アパート経営は、楽に稼げる、不労所得なのか?(2022/09/13 19:09)
決算書の出し方や決算説明で、銀行から融資を引き出す方法とは?(2022/06/01 17:06)
このコラムに類似したコラム
岐阜の中小企業の社長から、融資や資金繰りの電話相談! 渕本 吉貴 - 起業・資金調達・事業再生コンサルタント(2013/05/23 15:42)
融資審査が通る、裏ワザを公開!(融資取引対策) 渕本 吉貴 - 起業・資金調達・事業再生コンサルタント(2012/12/05 09:32)
銀行対策.comのホームページに記事を記載しました! 渕本 吉貴 - 起業・資金調達・事業再生コンサルタント(2012/10/30 11:22)
売上高金融費用比率とは、何ですか?(融資財務分析の基礎知識) 渕本 吉貴 - 起業・資金調達・事業再生コンサルタント(2012/10/02 13:08)
紹介者がいれば借入しやすいのでしょう?(融資審査の本音) 渕本 吉貴 - 起業・資金調達・事業再生コンサルタント(2012/09/04 09:08)