- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
こんにちは!
さて、先日OECD(経済協力開発機構)が、加盟国の国民の暮らしの「幸福度」を発表しました。
OECDでは、2013年に本格的にGDPに代わる「国民の豊かさ」を測る指標を現在作成しており、今回はその中間報告として公表されました。
日本を他のOECD加盟国と比べると、
可処分所得は平均以上、家計資産は約2倍。
また、労働年齢人口(15~64歳)の有給就業率は70%(平均65%)、年間労働時間は1714時間(平均1739時間)と平均より恵まれた環境となっています。
そしてなんといっても、平均寿命が82.7歳と加盟国中最も高く、OECDの評価では、「日本は多くの幸福指標で平均以上」と評価されています。
反面、国民の生活への満足度調査においては、何と満足度は“40%”しかなく、平均の59%を大きく下回っています。
さて、我々はこの結果をどう受け止めたらよいのでしょうか・・・
経済面、労働環境、健康(長寿)などでは、恵まれた状況であっても、「“心”の満足感」が少ないということなのでしょうか。
贅沢といえば贅沢な悩みですが、それだけ、日本人の“マインド”が落ち込んでいる状況なのだと思います。
今の世の中の動きや世相など、確かに、政府による「国のかじ取り」の問題も大きな要因だとは思いますが、しかしながら、“幸せ”を感じられるかどうかは、最終的にはその個人の「考え方」一つです。
どんなにお金があっても、幸せを感じられない人もいれば、どんな境遇であっても幸せを見つけられる人もいます。
要は、その人の“心の在り方”次第だと思います。
基本は、他人や自分の外側に依存するのではなく、すべての問題は自分のことととらえ、前向きに向き合っていけば、自ずと自分らしさを感じ、その中に“幸せ感”を見出していくことができるのではないかと考えています。
そしてそのためには、自分自身の“使命感”、“志”、“想い”といった「心の拠り所」を明確に意識していくことが必要ではないかと思います。
それらを意識し、日々それを達成するという「目的」のために生きていけば、少なからず、「幸福度」は高まるのではないかと、私は考えています。
皆さんの「幸福度」は、現在“何%”でしょうか!?
この週末、“自分の在り方”、そして“志”など、改めて考えてみても良いかもしれませんね。
それでは、穏やかな週末を!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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