- 澤田 且成
- アイディーテンジャパン株式会社 企業ブランディングコンサルタント
- 東京都
- ブランドコンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
No.167 独自に進化を遂げた世界に誇る日本の「お弁当文化」
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No.167 独自に進化を遂げた世界に誇る日本の「お弁当文化」
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“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン 2011.05.23
ブランディングニュース『世界で活躍するニッポン・ブランド』
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これだけは必須!と守り続けた5つのポイント。
・今から新事業をやるならこの条件を満たすこの事業分野。
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世界で講演する早稲田大学大学院の先生は、
ブルーオーシャン戦略から新市場国をこう見る!
・日本ブランドで加速できる視点、日本ブランドで失速する視点とは?
⇒ http://www.id10.jp/seminar/110407
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こんにちは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。
昨日の首都圏は、局地的な豪雨もありましたが
ここ数週間は五月晴れの暖かい日が訪れています。
ちょうどこの時期には、子ども達が
遠足や社会見学に出かけることも多く、
時折電車やバスなどで移動する光景が、街中でも見られます。
こうしたイベントに欠かせないのが「お弁当」。
今回のブランディングニュース
『世界で活躍するニッポン・ブランド』では、お弁当文化について
見ていきたいと思います。
カラフルなデザイン、かつ保温や防水など機能性の高い箱、
彩りあるおかずやデコレーション。
「日本のお弁当」は、そのクオリティの高さから、
世界各国で注目を集めています。
今回は、みなさんにとっては身近な
日本のお弁当文化について検証していきたいと思います。
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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
独自に進化を遂げた世界に誇る日本の「お弁当文化」
[2] ブランディング勉強会
[3] 編集後記
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
独自に進化を遂げた世界に誇る日本の「お弁当文化」
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■ デザイン、日本文化への関心、機能性・・・海外が注目する3要素
好天に恵まれた数週間前の昼下がりのこと。
公園でお弁当を広げる保育園児を、
ファインダー越しに見る外国人のご夫婦がいました。
聞けば、「お弁当のデコレーションを研究している」とのこと。
日本のお弁当文化が海外で注目されていることは有名ですが
そうした事実を身近に感じる出来事でした。
データを挙げれば
・YouTubeで「日本のお弁当」の再生回数が160万回を超えた。
・写真共有サイトflickerで「bento」を検索すると18万件がヒット。
・フランス語サイトで日本の弁当箱を販売したところ売上が1億円超。
など裏打ちするものは数知れず。
ロイターでもこれらブームを話題として取り上げています。
日本のお弁当文化に関する記述はウェブ上に多数散見されますが
理由としては1)デザイン、2)日本文化への関心、3)機能性・・・に
大別できます。
1)は松花堂弁当に代表されるおかずの彩りや全体のコントラスト、
また高いクオリティをもつ“キャラ弁”
(アニメなどのキャラクターをデコレーションした弁当)
など中身の美しさ、そして弁当箱もバリエーション豊かです。
2)は、欧米に輸出された日本のアニメからの影響。
日常風景として、お弁当を食べるシーンが描かれているアニメを
一つの入口として、日本文化への関心を示す若者が多いようです。
3)は進化しつづける高い機能性。
逆さにしても汁が漏れず、何時間経っても冷めない弁当箱。
また再加熱機能をもつ駅弁の存在感も大きいものがあります。
こうした点は、まさに「世界に誇る日本独自の文化」であり
後に触れますが、現代ニーズにもマッチするものとして
世界に受け入れられ、注目を集めています。
⇒続きはこちら
http://www.id10.jp/brandingnews/110523
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