不動産は値下がりする?2〜江副さんの書いた本〜 - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

中村 嘉宏
株式会社イー・エム・ピー 代表取締役
東京都
宅地建物取引主任者

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

不動産は値下がりする?2〜江副さんの書いた本〜

- good

  1. マネー
  2. お金と資産の運用
  3. 資産運用・管理
これからの不動産市況
《1からの続きです…》

論理の根拠となる
情報収集力に驚かせられるとともに、
内容には納得させられるものがあります。

(サブプライムローンの影響が大きくなる
 と予想していますが、それが逆に
 金利の上昇を一時的に抑える結果になることまでは
 言及されていません。)


ただ、江副さんは
将来も不動産価格が下落を続けるとは書いていません。

「長期的に見れば、
 これだけ赤字国債を発行しているのだから、
 調整インフレで貨幣価値が下がり
 不動産価格は上昇するだろう。(中略)
 上がるところもあれば、下がるところもあるので、
 不動産購入に際してはその見極めが大切である。」


本ではワンルーム投資に関する記述もあります。

・都心地価の上昇から供給は郊外に移っているが、
 都心以外では賃料は下落している。

・千代田区、港区など
 ワンルーム建設規制が厳しくなっている

・金利が上昇すれば購入者は減る

これが
「ワンルームマンションブームにも陰り」が出てくる
という理由です。

※江副さんは
  新築ワンルーム分譲を念頭において
  書かれていると思います。

それは裏を返せば
「都心の中古マンションは今後非常に有望」
とも読めます。《3に続く…》


※EMP会員に登録いただけると、
不動産投資に役立つ知識をメルマガにて毎週配信中。
 ⇒ご登録はこちらから

 ⇒安心の不動産投資なら、EMP