- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
アクセス解析:ブラウザシェアをどうみる
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環の小坂です。
アクセス解析にはほとんどのツールで「ブラウザのシェア」がわかるようになっています。
OSや画面解像度と合わせて、ユーザの属性を把握する(仮説を立てる)のに役立ちます。
そして、ブラウザのシェアはサイトによって大きく変わります。
今日弊社が運営しているサイトを複数見たのですが、大きな違いがありました。
・あるサイトは、1位はIE8.0ですが、拮抗する2位がgoogle chrome、
3位4位にfirefoxのバージョン3と4が続き、合計すると1位になります。
そしてsafariが続く。
IEの6や7は合わせても10%以下。
コアなネットユーザの特徴です。クリエイターが多そうです。
firefoxのバージョンも4が3を抜きそうな数字になっています。
・あるサイトは、1位がgoogle chrome。めずらしいです。
2位がIE8でfirefoxの3と4が続き、IE7が5位。
safariは下位です。
ネットユーザの中でもエンジニア色を強く感じます。
・あるサイトは最初の例と順位は似ていますが、
IEが増え、firefoxが減っています。
一般企業の中でネットに詳しい方、つまりネット企業に依頼する担当者の特徴が出ています。
IEのバージョン間(6、7、8)の比率、google chromeとsafariのシェア、
firefox全体の量やバージョン間(3,4)の比率等で特徴を掴むことが出来ます。
safariが多い場合はipad/iphoneユーザの可能性も高いです。
金融系等の大手企業では未だにIE6のウェイトが高い場合もあります。
プロファイリングにブラウザシェアを役立ててください。
※尚、この比率は当然ですが、時期が経てばどんどん変わってきます。
ですので、リアルタイムで色々なキャラクターの人が何を使っているのか
把握しておくといいでしょう。
ちなみに私はgoogle chromeとIE6を用いています。
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