これからの人材に求められるもの(その1) - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

中沢 努
パンセ・ソバージュ・アンド・カンパニー 代表
東京都
コンサルタント・研修講師・講演講師

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対象:人材育成

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これからの人材に求められるもの(その1)

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  1. 法人・ビジネス
  2. 人材育成
  3. 人材育成全般
中沢努 「<深く考える>序開き」 抜粋

これからの企業を支える人材とはどのよう人材か?
それは「人間として厚みのある人材」です。

では「人間として厚みのある人材」に求められるものは何か?
それは「深く洞察する」です。

例えば「世の中のあたりまえをあたりまえに見ない」ということです。

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行き過ぎた資本主義のせいで社会不安が起こったりすると、資本主義を批判する考えやその表現物がもてはやされる。
新聞や雑誌にその手の特集が組まれたり、書店でその手の本が平積みになったりする。

その手を記事や本を見た人/読んだ人も少なくないに違いない。

・社会問題に興味を持つことは大切だ。
・過度な資本主義がもたらす弊害について学ぶことも大切だ。
・資本主義そのものを改めて学ぶことも素晴らしい。

しかし「もっと大切なこと」があるのをあなたは知っているだろうか?

それは『「資本主義を批判する言説」が資本主義という制度・仕組みの中で「商品」となり、資本主義市場を通じて「売られていく」』という矛盾である。

それは『資本主義を批判する思想物が「資本主義の力で広まり、その力のお陰で聞かれ・見られ・読まれている」』という現実である。

これが分からない人は、資本主義を批判しながらその実、資本主義で儲けようとしている「不実な学者」や「不実な評論家」に弄ばれてしまう。

(出典)
http://profile.ne.jp/pf/pensee-tsutomu-nakazawa/c/c-44257/
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これからの人材に求められるものの1つ目は、
◆「深く洞察する」すなわち「世の中のあたりまえをあたりまえに見ない」です。

こういう力は教科書をいくら読んでも身につきません。
「毎日をどう過ごしているか」という「今のあなたの生き方」がそのまま反映されているからです。

「人間として厚みのある人材」になるためにはあなた自身が「厚みのある毎日」を過ごさねばならないのです。

あなたは大丈夫ですか?

(中沢努「<深く考える>序開き」から抜粋)

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