日経記事;光並み通信,携帯でドコモなどパソコン向けに関する考察 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

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日経記事;光並み通信,携帯でドコモなどパソコン向けに関する考察

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皆様、
おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

5月14日付の日経新聞に、『「光」並み通信、携帯経由で ドコモなどパソコン向け 「LTE」中継のスマートフォン、12年までに  』のタイトルで記事が掲載されました。

本日はこの記事に関して考えを述べます。

記事の主な内容は以下の通りです。

『NTTドコモは携帯電話を中継機に使うインターネット接続サービスを開始する。2012年までには光回線並みの通信速度を持つ次世代携帯サービスにも対応するため、光回線などの固定回線を使わなくても、家庭やオフィスのパソコンで高速大容量のネット接続が可能になる。

KDDIなども同様のサービスを拡大する見通し。NTT東日本・西日本などの光回線サービスと競合する。従来のすみ分けが崩れて携帯会社と固定通信会社が顧客を奪い合う構図になる。

新サービスは携帯電話に中継器の機能を持たせ、家庭やオフィスのパソコンをネットに接続する。
ドコモはNTT東・西と顧客を奪い合うことになるが、KDDIなど他の携帯会社が同サービスの強化を打ち出しており、対応を迫られていた。

現在、パソコン向け光回線サービスはNTT東・西が約75%のシェアを持つ寡占状態にある。携帯各社の中継サービスが普及すれば寡占が崩れ、値下げ競争が本格化する。

携帯各社は同サービスを強化するために巨額投資を伴う通信インフラの容量拡大が必要になる。投資を続ける体力がない企業が再編の対象になる可能性もある。

ドコモは12年までに通信速度が現在の約5倍になる携帯サービス「LTE」に対応した毎秒38メガビットの高速通信が可能な中継機能付きスマートフォンを発売する。
LTEは2~3年後に広域で毎秒75メガビットと、光回線並みに高進化する予定。

今夏には現行の携帯回線に対応した中継機能付きスマートフォン7機種を発売する。
パソコン、携帯ゲーム機など最大5台の端末をネットに接続できる。
スマートフォンと各機器の接続には、Wi-Fiと呼ばれる無線通信を使う。

今夏からのサービスを使うにはスマートフォン向け定額料金(月額5460円)に加え、月額約5000円の利用料が必要。NTT東などの家庭向け光回線(月額6000円)よりやや安くなる。

LTEに対応した新サービスも、競争力のある価格帯で提供すると見られる。

高速大容量の光回線サービスをNTT東・西などの固定通信会社、携帯サービスをドコモなどの携帯会社が提供する形ですみ分けている。
技術革新で携帯の通信速度や容量が光回線に追いついてきたことで、このすみ分けが崩れ始めた。

ドコモなどの新サービスが始まれば、利用者は利用形態に合わせて携帯回線か光回線のどちらかを選ぶようになる。

NTT東・西では光回線などのネット接続サービスが売上高の4割を占め、収益の柱となっている。
ドコモなど携帯会社との競争によって、利用料金の引き下げなどを迫られ、収益を圧迫される可能性もある。』


既にKDDIは、現行の携帯回線と高速無線通信(Wi-MAX)を組み合わせた、毎秒40メガビットの高速中継サービスを始めています。利用できるのは都市部です。

ドコモは、更に一歩進めて高速無線通信の普及を図る戦略です。先ず現在一般的な無線LANであるWi-Fiからスタートします。

KDDIも巻き返しを図りますので、スマートフォンが高速無線通信機器として活用される時代が来ます。

顧客視点で見ますと、パソコンやスマートフォンなどネット接続方法が多様化して、何時でも何処でも高速無線でネットをつなげられることになり、使い勝手が格段に向上します。

また、大震災などの災害時も多様なネットワーク回線が存在することにより、現在の電話に過度に依存した状況から解放され、より強固なコミュニケーションプラットフォームを構築できます。

さらに重要なことは、通信料金や光回線料などのコストが、競争により下がって行くことです。
現在の料金は明らかに高いです。

NTT東・西と携帯会社との間の垣根があり、お互いにすみ分けられた環境で事業を行えたために、敢えて料金を下げる必要はありませんでした。

今後は顧客が自分の使い勝手で選べますので、事業の垣根は低くなるか無くなりますので、料金が選択の重要な要因になって来ます。

料金が下がると顧客数も増えて、更にインターネット環境が広がりますので、プラットフォームとしての基盤が強化されます。

仕事の仕方や生活様式にも大きな影響を与える様になります。

この状況は歓迎すべきものです。
競争が新しいサービスを生み、より高品質で低コストのものが提供されます。

国内で、誰もが何処でも何時でもブロードバンド化されたネット環境を使える時代が来ます。
このプラットフォームを活用した新規事業も起って来ますので、国内経済に好影響を与えます。

今後の展開が楽しみです。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー GBM&A 山本 雅暁

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