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日経記事;米マイクロソフト,スカイプ買収6850億円でに関する考察

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皆様、
おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

5月11日付の日経新聞に、『米マイクロソフト、スカイプ買収 6850億円で』のタイトルで記事が掲載されました。

本日はこの記事に関して考えを述べます。

記事の主な内容は以下の通りです。

『米マイクロソフト(MS)は10日、インターネット通話大手スカイプ・テクノロジーズ(ルクセンブルク)を現金85億ドル(約6850億円)で買収すると発表した。
スカイプはMSの一部門となり、MSのゲーム機やスマートフォン(高機能携帯電話)、クラウドコンピューティング事業などと連携する。MSによる企業買収では過去最大の案件となる。

マイクロソフト・スカイプ部門の社長に就くスカイプのトニー・ベイツCEO=ロイター
 MSはスカイプの株主である米投資会社シルバーレイクグループなどから株式を取得。
スカイプはMSの一部門となり、スカイプのトニー・ベイツ最高経営責任者(CEO)が同部門を率いる。

これまでMSによるM&A(合併・買収)では、2007年の米ネット広告会社アクアンティブ買収(60億ドル)が最大規模だった。
スカイプは03年設立。05年にネット競売大手の米イーベイに買収されたが、09年にシルバーレイクなどに売却され、独自に新規株式公開を目指していた。


MSがインターネット通話大手のスカイプの買収を決めた背景には、IT(情報技術)業界の主戦場となっているスマートフォン(高機能携帯電話)などの分野でMSが攻めあぐねている現状がある。同分野で先行する米アップルやグーグルとの競争がさらに激しくなりそうだ。

MSは10日の発表で、買収後の連携について「スカイプは、ゲーム機『Xbox』や(身ぶりや音声で機器を操作する)『キネクト』、『ウィンドウズフォン』などの幅広いマイクロソフトの機器をサポートする」と説明した。

スカイプはパソコン向け無料ネット電話で知られ、1億7000万人の利用者を持つが、利用者の通話時間の約4割はテレビ電話。
企業向けテレビ会議など有料サービスも拡充しているほか、携帯電話やテレビも対象機器に加え、パナソニックなどとも提携している。

スカイプのトニー・ベイツ最高経営責任者(CEO)も今年1月の日本経済新聞のインタビューで「スカイプはパソコンだけではなく、携帯電話など様々な機器で利用されるようになっている」と語っていた。

IT(情報技術)業界では「コミュニケーション」が次の成長分野と目され、グーグルや米フェイスブックなどもスカイプとの提携や買収に関心を示していたとされる。

アップルも最新スマートフォン「iPhone(アイフォーン)4」などに無料のテレビ電話機能「フェースタイム」を標準搭載し、スカイプと競合する関係にある。

MSは携帯最大手のノキアと全面提携して、スマートフォン分野で追撃ののろしをあげたところだった。スカイプ利用者をどのようにMSの機器やソフトを利用するよう誘導するか、次の具体策が注目される。』


米国では、ベンチャー企業がオフィスを持たず、自宅で事業活動するケースが増えています。
パソコンとインターネットがあれば、クラウドを活用すると各企業がサーバーを維持管理しないで、社員同士が離れた場所で仕事ができる環境を作れます。

特にIT関連業界では、人が財産ですので、人同士がきちんとコミュニケーション出来れば多くの人が一箇所に集まって仕事をする必要はありません。

勿論、Face-to-face Meetingも時には必要ですので、必要な人が必要な時に集まって話す機会を設ければ良いのです。

今は、ネットワーク上で情報共有は当たり前のように出来る状況になりつつあります。

いわゆるテレワークです。

今まで国内では一部の企業しかテレワークや在宅勤務などの柔軟な働き方について関心を持っていませんでした。
しかし、大震災後の電力供給不足で事業環境が変化したため、クラウド活用やテレワークの必要性が見直され、本格的に検討・導入する企業が増えているようです。

事業活動を行う時に大事なことの一つに、コミュニケーションがあります。
企業内および企業間のコミュニケーションです。

テレワークでは、このコミュニケーションを如何に円滑に行うかが成功のキーになります。

コミュニケーションを円滑に行うには、音声、映像、データ、静止画、動画などの情報を双方向にやり取りする仕組みが必要です。
しかも通信コストは可能な限り安く抑える必要があります。

記事にありますように、IT業界では、コミュニケーションが次の成長分野とされています。
ネット上で会話する機会が非常に多くなっており、テレワークやテレコミュニケーションのニーズが非常に高まると推測されていると考えます。

スカイプは、テレコミュニケーションツールの代表選手です。
1億7000万人の利用者を持っています。無料電話で有名です。同時に、4割はテレビ会議需要で、有料顧客も増えているとのこと。

私もスカイプを積極的に活用しています。専門家仲間との会話や、顧客企業との打合せに多用しています。

MSがこのスカイプを買収したのは、クラウド事業やテレワーク・テレコミュニケーション分野で主導権をとり、グーグルやアップルとの競争に打ち勝ちたいとの強い意志を感じます。

MSは、パソコン市場ではOSやアプリソフトの供給を通じで覇者となっていますが、スマートフォンに代表される高級携帯端末では遅れを取っています。

MSがスカイプを活用して勝者になれるかどうか、これからの対応に注目します。
低コスト且つ高品質でのコミュニケーションプラットフォームを提供できれば、MSが今の状況を変えることが出来ると予想しています。

MSとスカイプがコミュニケーションプラットフォームで勝者連合になることが重要です。

激しい競争がより良いサービスを生み出します。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー GBM&A 山本 雅暁

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