投資信託の一つの考え方 - 法人資産運用・法人保険 - 専門家プロファイル

宮田 幸治
株式会社宮田IFA事務所 代表取締役
埼玉県
経営コンサルタント

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:財務・資金調達

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

投資信託の一つの考え方

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 財務・資金調達
  3. 法人資産運用・法人保険

投資信託に関してずっと思っていることがある。

投資信託には、あなた、自分以外に購入した他の投資家の売買の影響を受けてしまう場合がある。株式投資そのものとは違って、投資信託という金融商品はより多くの市場参加者が存在する。多くの市場参加者がいる以上、当然、多くの方の要望を組み入れなければならない。というよりは必然的に組み入れられてしまう。

いくら自分自身が長期投資を望んでいても、他の方が投資信託の値段が上がったり下がったりするたびに解約を繰り返していては、その投資信託の担当者(ファンドマネージャーと呼びます)は解約に備えて現金を用意しておく必要が発生する。

そのような状況下では、その投資信託が長期の運用を目指していても、ファンドマネージャーは意に反した運用をしなければならなくなる時がある。それが市場に売り圧力をかけ、株価が下がり、投資信託の運用結果も悪くなり、それでまた解約が増えるという悪循環が起こることがあるのだ。結果、長期の運用はできなくなることがあるのだ。

このようなことも理解をしたうえで投資信託の購入を検討したほうが良いのである。

何度も申上げるが投資信託を否定するものではない。

このコラムに類似したコラム

投資でやってはいけないこと(自分の資産を守るコツ) 宮田 幸治 - 経営コンサルタント(2011/05/21 19:05)

投資信託はなぜ広告宣伝が多いのか 宮田 幸治 - 経営コンサルタント(2011/04/27 08:00)

投資信託はなぜ広告宣伝が多いのか(NO3) 宮田 幸治 - 経営コンサルタント(2011/05/06 09:00)

宮田が考える株式投資 宮田 幸治 - 経営コンサルタント(2011/04/11 07:00)

金融商品仲介業である 宮田 幸治 - 経営コンサルタント(2011/05/22 16:25)