- 遠藤 浩
- 遠藤浩建築設計事務所
- 埼玉県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
写真のような階段を我々は、俗に“行ってこいの階段”と言います。
(CF.真直ぐな階段を“鉄砲階段”と言います。)
この行ってこいの階段の真ん中の手摺の部分は、ふつう一般的には、壁の厚さと同じ130~150mmあります。
壁と同じように柱を入れてボードで仕上げているのでその位の厚さになるわけてすが、そんなに厚いのでは、つかめません、手摺なのに・・・。
ウチでは、やはり手摺なのでつかめる厚さにしています。(厚さ60mm)
そうすることによって、階段の幅も45mmづつ広がるので、ゆったりしますし、厚ぼったくないスッキリした階段になります。
因みに、ウチで創る昇り降りし易い階段の踏面は240mm、蹴上(1段の高さ)は180~190mmにしています。
昇り降りし易い、ゆったりした階段になります。
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