70歳前後で考えたい「転ばぬ先の杖」 - 家計診断・家計の見直し - 専門家プロファイル

堀口 雅子
ベターライフスクエア ベターライフ・ナビゲーター
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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70歳前後で考えたい「転ばぬ先の杖」

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キャリア変化をしなやかに受け止める

去年から私は「後見制度」「介護」に注力して活動をしてきました。

そして今も進行中です。

これらには専門的な知識や経験のある方、法律に強い方、

そしてなんといっても地域に密着した方の協力が必要です。

 


今、現実に認知症になっていなくても、

将来の不安は誰でもあります。

特に身近に70歳前後の人がいれば、

意識的に高齢期を迎えつつある元気な時に

自然とその人が気づくような環境づくりが大切だと感じます。


相続・・・


お金持ちだけでなく、普通の生活を送る人にも大切なことです。


大きなお金を持っていない人でも、
不動産の割合が多いと相続時に均等に分けることが難しくなります。


周りにいる家族同士の気持ちがぎくしゃくしてしまう可能性があります。


認知症・・・


ある日突然、それはやってきます。

にわかに感じるところはあっても、「自分に限って」という気持ちがあるため
受け入れられないこともあるでしょう。


でも認知症にならないとは言い切れません。

普段の生活が難しくなり、あらゆる方法を考えるのは周囲にいる家族の方です。

家族がいない人の方が、むしろこういう時の対応を考える意識は早めだともいえます。


お金の管理が難しくなります。

セールスを気軽に受け入れ、契約を取り交わしてしまうこともあるでしょう。


どんな風にすれば日常生活を過ごせるのか考えなければなりません。


自分がこうありたいという暮らし方を先に記したり、周囲の若い人に話しておくことも大切でしょう。

そうはいっても、後回しにしたい問題です。

行動に移すには時間がかかります。


周囲の人は、本や新聞記事、近所の人の話題などを取り入れて、さりげなくサポートするのも
いいと思います。


当人にとってはどうでしょう?

自分が元気な時でないと、気持ちを家族に残しておくことができません。

でも、まだ大丈夫という気持ちだってあります。


少しずつ、少しずつ

進めていこうとする気持ちを持ってほしいと思います。


今回の地震によって、実際に被害がなかった地域の人でも

改めて地震保険や死亡保険の請求先など

 

気になった方がいると思います。


これも「転ばぬ先の杖」です。


年齢を問わず、まだ見えない未来のために周囲が円満に暮らしていけるよう

やらなければならないことがあると感じています。

 

そしてそんな皆さんをサポートしていきたいと思っています。

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