「支援する」とはどういうことか~なぜ2割引きなのか - 長寿命・200年住宅 - 専門家プロファイル

小川 勇人
小川の家 代表取締役
長崎県
建築プロデューサー

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閲覧数順 2016年12月08日更新

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「支援する」とはどういうことか~なぜ2割引きなのか

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以下、私のブログからの転用です。

安全・安心な農産物商品であるにもかかわらず

「風評」被害で、買ってもらえない、売れない。

 

そういう困難を何とかしようと、いろんなところで

様々な支援活動が展開されているようです。

 

私が「?」と違和感を覚えたのがニュースで

大手百貨店やスーパーが、支援販促活動として

「応援セールを2割引きで」をやっていたことです。

 

なぜ、2割引くのか。

 

処分品ではない、丹精込めてつくられ、

震災被害を乗り越えて誕生した

安全安心の高品質商品です。

 

買ってもらうために、値段を下げる。

 

売れ残りなら分かります。

品質が低下しているのであれば分かります。

バナナのたたき売りなら分かります

しかし、そうではない。

 

ただでさえ風評被害で苦しんでいる生産者の方々の商品

すなわち

「命を2割引いて売ることが、支援なのか」

 

企業努力や使命とは、こういうときこそ

・ 通常価格で買って頂く知恵と工夫をすること

=相手(生産者)がどうすれば成り立つのか

 

・ できればプレミアム価格(義援金込み)として2割プラスして売る

=消費者に理解協力を仰ぎ、支えていただくこと

ぐらいの企画販売に尽力することではないだろうか。

 

義援金で受取った10万円というお金は、生活費で消えます。

 

しかし、丹精込めてつくった農産物を通常価格で買ってもらって得た10万円は、

生きる意欲、希望、事業継続の財源・根幹となります。

「社会が必要としてくれている」ことを示す、判断材料となる何よりの証拠なのです。

 

「捨てるよりマシ」という意見も分かるが、私は賛同しない。

なぜなら、原価割れ=赤字の販売は、事業継続の意欲を着実に奪っていくから。

 

こういうときこそ、2割プラスして買いましょう。

それが生産者の今日明日の現金収入に直結し、

被災地の未来や希望の礎となる

私たち庶民ができる復興支援です。

ぐらいのメッセージこそが

いま求められていると考えます。


付記:

レジに義援金箱を置いているという。

それはそれ、これはこれ、でしょ。次元がちがう。

価値を認め、その適正な対価を支払う行為こそが

生産者の尊厳を守る、尊重するということだと考えます。

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