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三浦 香奈
三浦カナ建築アトリエ 
建築家

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対象:住宅検査・測量

伊藤 裕啓
伊藤 裕啓
(一級建築士)
伊藤 裕啓
(一級建築士)
伊藤 裕啓
(一級建築士)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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少しでも安心をして頂きたくて・・・

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3月11日の “東日本大震災” において被災されました方々に心より御見舞い申し上げます。

被災地の一日も早い復興を心より祈っております。

+++++

関東にお住まいの方々も “東日本大震災” の不安が記憶に、心に強く刻み込まれた事と思います。

また、4月7日深夜に起こった最大余震で、治まりかけていた不安が思い出されてしまったのではないでしょうか?

私の所にも、3月11日の震災以後、いろいろな不安の声が多数寄せられました。

少し紹介させていただきますね。

 

 

『この家で地震があったときは、どこに居ればいいの?』

『1階のシングルの窓ガラスが割れそうで心配なんだけど・・・』

『吹き抜け部分の開口部(FIXガラス)が割れてしまいそうで・・・落ちてきそうで・・・』

『寝室の家具の固定をしたいのだけど、ホームセンターに行っても固定金具は手に入らないし、誰にお願いすればいいのか分からないし、どうすればいい?』

『3月11日の地震で食器棚の開き戸が開いてしまって、食器をダメにしちゃったんだけど・・・地震のときに開かないようにするにはどうすればいいの?』

と、あの3月11日に家の中で不安に感じた事を相談される方がとても多かったです。

でも私は地震の専門家ではないので、今後の余震の確率や規模等は分かりませんが、建築家としての視点から、また同じ主婦としての視点から、その不安に直面する中で安心して生活するための備えとしてどう改善するのか、また大切な家族を守るためにどこを改善すべきかを提案させていただきました。

どこに居るべきかには、“外部に避難が容易な1階であること”

“上層階(2階以上)の荷重が耐力壁で支えられている空間(木造建築物では引抜き荷重のかかる柱や壁量を考慮)であること”を

割れてしまいそうなガラスには、“飛散防止フィルム”を

家具の固定には、“L型金物”を

食器棚の扉には、“耐震ラッチ”を

又、建物に不安を抱えていた方には、“建築図面(構造図)をもとに解りやすくじっくりとお話”をと。

少しでも安心していただくために、スピーディーな対応が必要と考え、大工の主人にも協力をしてもらい私自身も施工に伺わせていただきました。

 

もし今でも不安を抱かれている方がいらっしゃいましたら、いつでもご相談を受けております。

『こんな事でもいいのかしら・・・?』と思っても、家族の笑顔を守る為に一緒に考えてみませんか。

 

三浦カナ建築アトリエ  HP*http://www.mother-lab.e-arc.jp

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