- 中村 嘉宏
- 株式会社イー・エム・ピー 代表取締役
- 東京都
- 宅地建物取引主任者
対象:お金と資産の運用
いつの頃からか日本は
「道徳」や「モラル」よりも
「儲かれば何をしてもよい」という世の中に
なってしまったような気がします。
最近、こういうことが立て続けに起こりました。
弊社のお客様がある物件に購入申込をし、契約を進めていたところ
「そちらより高く買う客が現れたので、この話は無かったことにしたい」との
売主側から一方的な申し出がありました。
弊社のお客様は
若干の指値(値引き交渉)をしての購入でしたので、
確かに売主の意に添わない売買だったかもしれませんが、
一度承諾をして契約日まで決定していたにもかかわらず
このような事態になりました。
通常のビジネスの常識であれば、
たとえ正式契約の締結前であっても
約束を破ることになれば信用を失うとともに、
損害賠償などの話に発展しかねない問題です。
ましてや電話一本で済ませられる話ではありません。
ところが、
恥ずかしながら不動産業界は
こういうことが往々にして起こります。《2につづく…》
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