- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
環の小坂です。
前回直帰率の話をしましたが、
直帰率は流入の課題と、ランディングページの課題を
表す指標です。
その流入に関する施策として、SEO(検索エンジン最適化)があります。
SEOというと「順位をあげるだけ」と勘違いしている方が時々いますが、
実際には「効果的なキーワードを探し出し、そのキーワードに対してサイトを最適化する」
ことを指します。
つまり三つのステップが必要です。
・最適なキーワードの算出
・流入の増加
・その流入とランディングページの合致
です。
この真ん中だけをやると、
・SEOのコストはどんどんかかるのに、直帰するだけ
・コストパフォーマンスの低下
という問題が発生します。
ですから、
・どのキーワードで来ると売れるのか
・来た人を逃がさない対策
をSEOでは行います。
●ウェブ解析とSEO
では、そのSEOについてウェブ解析ではどのように行動すればいいのか?
1つは、キーワードごとの直帰率やコンバージョン数・率などをアクセス解析で
確認し、有効なキーワードを探し出す。
二つ目は、そのキーワードで検索する人の心的要因を探り出し、
それにふさわしいコンテンツを準備する。
です。
一つ目はそのままなので、解説を省きますが、
後者について説明します。
この心的要因を探るために、ウェブ解析では下記の分析をします。
それは「どういうキーワードを含んでいる場合に効果が高いのか」
です。
検索は組み合わせで来ることが多いですが、
どのワードを含むと効果が高いのかをアクセス解析で見ることで、
ユーザがその裏に何を求めているのか探ることが出来ます。
そうすれば、そのキーワードに対して適切なコンテンツを用意することで、
逃がさず、次のページに誘導できるのです。
●ウェブ解析士認定講座のご案内
JWDAウェブ解析&リサーチ委員会が立ち上げた
ウェブ解析を学ぶカリキュラムが「ウェブ解析士認定講座」です。
講座は3種類あり、誰でも受けられる講座が初級ウェブ解析士認定講座。
上級ウェブ解析士認定講座は初級ウェブ解析士認定が、
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ウェブ解析を体系的に学び理解するのが初級ウェブ解析士認定講座、
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