日経記事『パナソニック海外採用比率最高の76%に』に関する考察 - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
神奈川県
経営コンサルタント

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:人材育成

閲覧数順 2016年12月08日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

日経記事『パナソニック海外採用比率最高の76%に』に関する考察

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 人材育成
  3. 人材育成全般
研修講師としての活動 OJTによるビジネススキルアップ

皆様、
おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

3月30日付の日経新聞に、『パナソニック、海外採用比率が最高の76%に 12年度 国内は160人減』のタイトルで記事が掲載されました。

本日はこの記事に関して考えを述べます。
 
記事の主な内容は以下の通りです。

『パナソニックは29日、三洋電機とパナソニック電工を含めた2012年度入社の採用計画を発表した。国内外の合計は11年度に比べ160人少ない1450人。
国内は160人減の350人とする一方、海外は11年度と同じ1100人を維持。全体に占める海外採用の比率は過去最高の76%となる予定で、新興国などの事業拡大に向け人材確保を進める。

対象は国内の新卒採用と海外の中途を含む現地採用。国内は三洋とパナ電工の完全子会社化に伴い、グループ内の人材を配置転換するなどして有効活用する代わりに、新卒採用を絞る。
環境エネルギー分野の技術者や海外市場向けの営業要員などは重点的に確保する。国内の中途採用は未定。

海外採用の比率は11年度は68%だった。パナソニックは09年度に48%だった海外売上高比率を12年度に55%まで引き上げる方針で、中国や東南アジアなどで積極採用していく。』


国内企業は、国内市場のみに頼っていては生きていけないのは周知の事実です。
市場は、好むと好まざるとに関わらずグローバル化しており、国内市場と海外市場に分けること自体が無意味になる時が来ると考えています。

海外製造企業は、力を付けて国内市場に積極的に参入してきています。
品質が良く安い海外商品・サービスが提供されれば、消費者は海外企業か国内企業とか企業の国籍を考えずに購入します。

市場がグローバル化するということは、消費者は何時でも何処でも誰からでも良いものを合理的な価格で買える状態になることです。

国内企業は、このグローバル化されつつある市場で競争しています。

パナソニックの場合、海外売上比率を09年度、48%から12年度に55%に引き上げる施策を取ります。
より一層アジアやインド、中南米での新興国市場での売上拡大を目指す戦略です。

パナソニックのようなグローバル企業は、各市場でのシェア向上のため、各々のニーズに合った商品展開や事業推進を行います。
必然的に現地従業員の雇用者数は増加し、上記記事のように海外採用比率は76%に上がります。

大手企業は、国内人材の雇用を厳選して必要最低限分だけ行う機会が増えていくと見ています。

この環境下で新規大卒者を含む若者は、自分を磨いて実力を向上させ、どこの国でも通用する能力を獲得する必要があります。

内向き志向で、安定した状態で満足する人は、職を得る可能性が低くなります。
ビジネスマンとして通用する能力は、以下の通りと考えます。

1.バランスの取れた性格であること
2.きちんとした文章を読み、書き出来ること。
3.他人ときちんと会話できること。
4.自分の言葉で考え、説明できること。
上記1~4で、いわゆる「報連相」が可能になります。この能力は必要最低限です。
加えて、
5.客観的な情報、データを集め、加工・分析・判断ができること。
6.最低限、外国語として英語での会話が出来て、読み書きができること。
7.新聞などを良く読んで社会的常識を持つこと。などがあればベターです。

2~7項の能力を最初から持っている人はいません。
自分の能力を客観的にみて、足らないところを強くする不断の努力が必要です。

日本は人材が資源の国です。
本を読み、考え、実行するエネルギーとやる気を持って人生を切り開いていく若者が今後の日本再活性化の重要な条件の一つになります。

また、企業には意欲と実力を持っている若者に門戸を開放し、積極的に採用することを期待します。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(神奈川県 / 経営コンサルタント)
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表

起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上

起業及び、事業拡大や経営合理化を目指す企業に対して経営コンサルを行います。大手メーカーで得た経験を活かし、補助金活用、アライアンスやM&A、市場分析に基づいた事業戦略策定・実行や事業再生を支援します。OJT研修でのビジネススキル向上を支援します。

カテゴリ 「研修講師としての活動」のコラム

このコラムに類似したコラム

新人店長は「スタッフミーティング」での伝え方に気をつけよう 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2014/03/24 06:55)

新人店長は「店長と副店長の役割」を明確にしよう 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2014/03/18 06:35)

新人店長は「自分をほめる癖」を身に付けよう 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2014/03/14 06:46)

新人店長は「自分の状態」を認識できるようになろう 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2014/02/01 06:46)

新人店長は「出来ているところ」を先に聴こう 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2014/01/18 06:35)