五感を通して家は心を育む/空間の本質 5 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

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五感を通して家は心を育む/空間の本質 5

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そこに居るとなんだか安らぐ、気が晴れる、

あるいは、居心地が悪い、気が滅入るといった経験に

思い当たるものはないでしょうか。

それらの原因は、部屋の広さや天井の高さ、壁や床の形状や色や

素材といった建築的なものであったり、そこに流れる音楽、人との距離感など

様々な要因があったと考えられます。

このように原因は様々ですが、

私たちは五感を通して常に空間より影響を受けています。

 

一方、空間そのものが持つ力によって感激したり、圧倒されたり、

無力さを味わったりと心を大きく揺さぶられた経験がある人は

決して多くないのではないでしょうか。

それは一般の人に限らず建築にたずさわる人間も然りです。

悲しみを知らなければ人の悲しみを癒すことは出来ません。

それと同様に、空間が持ち得る力を目の当たりにしたことがない人に

心を揺らす空間をつくることは出来ないでしょう。

そして、人の心を揺さぶることのない空間はただの箱でしかありません。

 

人が、子どもたちが暮らす空間は箱でいいわけはありません。

箱の中では心がのびの育ち難いからです。

空間は食物がそうであるように、

人の心を満たすことが出来るものである

と同時に人の毒ともなりえるものです。

人の感情は刻々と変化します。空間が変化すれば感情も変化します。

 

空間とは、

モノとモノによって構成されるモノが無い「空っぽ」の部分です。

この「空っぽ」が人に対して尋常ならぬ影響力を持っています。

この空っぽを考えることが建築なのです。

パズルのように間取りを考えることは設計ではありません。

 

(つづく)

 

 

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