ローコストを実現する分離発注方式とは #4 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

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ローコストを実現する分離発注方式とは #4

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ローコストの手法
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 

分離発注方式のメリットとデメリットについてのつづきになります。 メリットについては前回までにいくつかお伝えしてきました。

それでは分離発注方式のデメリットは何か?ということですが、一つは、工事全体の実行見積りをまとめることに時間を要します。 1ヶ月から内容によっては2ヶ月程度かかるケースがあります。 1社にすべてお任せするのではないため、どのように、どこに分離発注するかなどの検討に時間がかかるからです。 

他には契約書が複数になること、工事代金の支払いが複数になること、などでしょうか。 また各工事の保障については、法律で定められたとおり適用されますから問題は生じませんが、お引渡し後に何かトラブルが生じた場合の連絡先がそれぞれ担当した施工者になるため、工務店のほか、水道は誰、電気は誰、というような形になります。

このように、時間と手続きなどが面倒に感じる部分はありますが、「高品質ローコスト」を実現するためには、私は分離発注方式はたいへん有効な手段だと考えています。 ご質問などあればいつでもご連絡下さい。

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