計画停電がもたらす要因と人間の本質とは！？

おはようございます。パウダーイエローの稲垣史朗です。

今回の巨大地震における「二時災害」的な今までにはじめて経験する「計画停電」！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現在では主に関東地方が中心に行われていますが、今後はさらに広がる見通しでもあります。　　　　　　　　　　　　　　　　この原因は全て「原子力発電の損傷」に起因しています。正直にこれほど日本の、それも都市部の電源を原子力発電に頼っていたとは知る由も有りませんでした。

初めて経験する「計画停電」は準備期間が余りにも短時間の故、「情報の混乱」を垣間見る状況です。　　　　　　　　　　　　日常における「電力」の偉大さと「便利」さに普段感じること無く過ごしている自分の日々に戸惑いを隠しきれませんでした。皆様も同じかと思いますが常に当たり前のことが当たり前でなくなった時に人間は「混乱」「戸惑い」「不安」「怒り」「焦燥感」「恐怖感」「無気力感」とあらゆる感情が怒涛のように押し寄せて来ます・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今までの何気ない「享受」が一変してしまう状況に陥ることにより、ある種の「狂気」すら感じますね！　　　　　　　　　　　　　この様な状況が引き起こす「買占め」行動もこれが一因していると思いますね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　非日常におけるパニック状態！誰もが自身の「生活防衛」に血眼になり周りの状況判断が出来なくなっているかのように思えます。

日常生活において今や「電力」は必要不可欠で「電力」無くして１秒たりとも生活は成り立ちません。　　　　　　　　　　　　　しかるに、今回の「原子力発電」のトラブルに関しては次回お話し致しますが、最も「恩恵」を受ける賜物ではないでしょうか。その電気が一時的にも「不足状態」により「計画的」に範囲を決めて「人為的」に停電を敢行することで「電力不足」の解消につなげている次第です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今後何時まで続くかは正直に言って誰にも分らないと言うのが現状ではないかと思いますね・・・　　　　　　　　　　　　　　　その人類が初めて経験する「計画停電」において「情報の混乱」が生じていますが、結論から言えばこれも人間の「英知」ではないかと思います。東京電力を一方的にやり玉に挙げるだけではなく、今まで営々と「恩恵」を享受してきた私達にも責任の一端が有る様な気がしています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　良い時だけは当たり前のように「有難う」の声はありませんが、悪い状況が来たとたんに「不平・不満」のオンパレード！　有る意味において身勝手としか言いようが有りません。確かに「危険極まりない」原子力発電を発明したのは一部の「学者達」でしょうが、その発明を利用する人と享受する人も言わば「同罪」だと思えてなりません。

この機会に少しばかり「人間の本質」を考え直す良い機会ではないか思う毎日です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人は全てにおいて生まれた国の環境に当然の如く影響されるものであり、良いか悪いかは別問題ですが生まれながらにして「戦争地域」も有れば「超先進国」や「発展途上国」や「後進国」と世界中には様々な様相の国々が点在しています。　その中でも日本は「超先進国」の部類であることには疑いの余地もありません。

そんな中で起こった「巨大地震」！皆がいつかは必ず来ると・・・何となく漠然と思っていたことが現実になりました。　　　　甚大な被害における被災地の「地獄絵図」をニュースによって垣間見る対岸の我々！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しかし、その被害が「二時災害」として襲ってくるとは当初は誰も思っていなかったことですが・・・　　　　　　　　　　　　　　　一番の関心事が「被災者」よりも「原発事故」に移っているのではないでしょうか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　言ってみれば人間の「思いやり」もある意味本当の心理はどこにあるのでしょか疑問に感じる様に思い始めています。

日本に滞在する「諸外国人」は早々、母国に帰国！フランス人等は母国の「チャーター機」で優先的にフランス人を帰国さている次第です・・・所詮、人間の本質とはこの様なものだと「露呈」させる出来事ではないでしょうか？　　　　　　　　　　　諸般の理由で日本に来ているとすれば、必ずや日本において何がしかの「恩恵」を受けているはずです。　　　　　　　　　「恩恵」は受けるがその他に関しては「自身の命」が大切なのでしょうね・・・必然的と言えばその通りですが、この期に及んであからさまな行動に何とも言えない後味の嫌な思いをはせています。