- 辻畑 憲男
- 株式会社FPソリューション
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
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生命保険文化センターの平成22年の調査で、ゆとりある老後の生活費の月額が平成19年の前回調査より1.7万円減少し、月36.6万円になりました。これはデフレが原因なのですかね。ちなみに最低日常生活費は月額22.3万円らしいです。
月36.6万円として60歳から85歳まで生きると25年。そうすると10,980万円使うことになります。老後の年金が65歳からもらえるとしていくらぐらい60歳のときにお金を貯めていればいいのでしょうか。
例えば、私と同じ40代で60歳のときの平均報酬月額(年金の計算の元です)が40万円、厚生年金加入期間28年、奥さんは専業主婦とすると65歳以降は二人合わせて年間約290万円もらえます。そうすると20年間で5800万円となり5180万円が不足することになります。よって60歳のときに5180万円を貯蓄しておかないとならなくなります。もし、退職金が2000万円受け取れるのであれば、あと3000万円ということになります。普通預金だけではなかなか貯められない額ですね。
少しでも多く貯めるためには、経済に敏感になり分散してお金を貯めていくしかないのではないでしょうか。
このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
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